椎名林檎「NIPPON」がリリースされました!
言わずと知れた、ワールドカップイヤーを飾る2014年度NHKサッカーのテーマ曲です。
「NIPPON」
爽快なロックナンバーです。
疾走感が秀逸で、林檎氏、若かりし頃を連想させますね。
歌詞も冒頭からガツン!と来ます。万歳!万歳!日本晴れ~ですからね。
ちなみに「バンザイ!バンザイ!」ではなく、「フレー!フレー!ニッポン晴れ~」と歌います。
右翼的だとの批判
こういった歌詞のせいでしょうか、一部ではこの歌に右翼的だとの批判の声が出ているようです。
特に批判されているのが、次の部分です。
♪ この地球上でいちばん 混じり気の無い 気高い青
「混じり気の無い」が純血主義ではないか?ということです。
また次の歌詞も、批判を浴びています。
♪ 噫また不意に接近している 淡い死の匂いで
接近する死の匂いが神風特攻隊をイメージさせるという訳ですね。
ちなみに「噫」は「ああ」と読みます。
歌の相対性
この議論について、私はこう思います。
そもそも歌詞というものは、作者の意図を超えて、聴き手がイメージを創り出すものだと思っています。
作者がAを意図して創作したとしても、聴き手がBだと感じて「いい歌だな~」と思えば、その人にとってはBが正解なのです。
どう感じるかは聴き手の自由であり、「歌詞が右翼的ととれるから問題がある」と指摘すること自体がナンセンスです!
まとめ
私は次の歌詞が好きです。
♪ ほんのつい先(さっき)考えて居たことがもう古くて 少しも抑えて居らんないの
世界レベルのフットボールの早い展開が思い浮かぶようです。
久々にCDを買ってしまいました。
純粋に椎名林檎ワールド、そして、ワールドカップを楽しみたいですね!
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