ししゃもに ひどい異物が混入!【食の安全という名の幻想】

輸入した冷凍ししゃもに、防虫剤と人のふん便とみられる異物が混入していたことがわかりました。
問題の商品はベトナムから輸入した「子持ちからふとししゃも」で、輸入業者は伊村産業、販売業者はセンショク(いずれも山口県長門市)ということです。
子持ちししゃも.jpg
対策としては、保健所が販売中止を指導し、業者が自主回収しており、現時点で健康被害の報告はありません。

防虫剤とは

本件における防虫剤とは、詳しく言えば、ネズミを駆除する目的で作られた薬剤です。通常は防虫成分の入ったエサの形で投与されます。
この薬剤には血を固まりにくくする「塩化ダイファシノン」という成分が含まれます。
人間が摂取すると、血を吐いたり頭痛や吐き気が表れたりするほか、重症化すると生命にも危険があります。

子持ちからふとししゃもとは

魚屋さんで売られているししゃものほとんどは、外国から輸入されたもので「カラフトシシャモ」という種類です。
名前や外見は似ていますが、実はししゃもとは別の種類の魚であり味も大きく異なるのだそうです。
ししゃも比較.JPG

なぜ異物が混入したのか?

山口県によると、異物が混入した原因は、業者が調査中ということです。
そもそも、防虫剤も問題ですが、なぜ人のふん便が紛れ込むのでしょうか?これはひど過ぎます!
故意の可能性も含めて、捜査当局の早急な解明が望まれます。

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