日航機墜落事故 【なぜ?】 韓国セウォル号事故との共通点

犠牲者数520人と、航空機事故史上、最悪の被害を
出した日本航空機123便の墜落事故。
事故の大きさもさることながら、事故に関する疑問点の
多さも、この事故の大きな特徴となっています。
今回は、疑問点の1つをとりあげたいと思います。
◆なぜ、救助活動の開始に13時間も要したのか?
日航機墜落事故の主要な疑問点の1つは、救助活動の
開始に13時間という時間を要したことです。
墜落現場の発見にも10時間かかっています。
墜落現場は、群馬県と長野県の県境の山間部にあり、
熊笹の生い茂る30度の急斜面で、約2kmの道のり
に1時間半かかる難路であったといいます。
それにしても、日本政府は、墜落して炎上する
ジャンボジェット機を発見する能力もなかったの
でしょうか。
自衛隊や警察がもつ偵察機やヘリコプターは、
子供部屋の飾りと同じだったのでしょうか。
◆幻の救出劇
C-130輸送機.jpg
(イメージ)
メディアベースで、かなり信頼できる情報によると、
在日米軍は早いタイミングで事故機を発見し、墜落の
2時間後には救出活動の準備を完了していたという
ことです。
生存者の一人は、墜落直後の現場にヘリコプターが接近
する姿をはっきりと見ています。生存者は、懸命に手を
振り、まだ一定数が存在した事故現場をアピールしました。
しかし、この救出活動は幻に終わりました。
日本政府が拒否したためと見られています。
◆韓国セウォル号事故との共通点
どこかで聞き覚えがある展開ではないでしょうか。
そう、韓国セウォル号事件です。
セウォル号事件では、事故発生の報を受けて、
日本をはじめ世界各国から救助支援の申し出が
出されました。
しかし、韓国政府はこれを拒否し、自国での問題解決
にこだわります。
結果として、救難活動は海洋警察を中心に失態を
繰り返し、修学旅行中の高校生を含めた294名もの
犠牲者を出しました。
セウォル号事故.jpg
◆まとめ
セウォル号事故の時、支援を拒否されたと知った
日本人の多くは、「人命より国のメンツを優先させる
なんて、韓国政府は無責任だ」と感じました。
しかし、数十年前の航空機事故の時、日本政府は
同じような対応をし、結果として救えるはずの人命を
犠牲にしてしまったのではないでしょうか。
当時の日本政府が米軍の救難支援を拒否した理由は
わかりません。米軍が救難支援を行った事実すら
認めていないのです。
国家が守るべきものは何なのか?
国のメンツか、国民の生命か、それとももっと
強大で目に見えない何かなのか?
それを明らかにするためにも、事故を風化させず
語り継いでいかなければならないと思います。
犠牲者の方々の御冥福を、心よりお祈りいたします。

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