台風16号の進路予想/台風への備えは大丈夫ですか?

18日午前3時、フィリピンの東で、台風16号が発生しました。

◆台風16号の進路予想

台風16号の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
現在は1時間におよそ25kmの速さで、西北西に進んでいます。台風は、21日に東寄りに進路を変えて、来週前半には、日本列島に近づく可能性があります。
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(台風16号進路)

◆台風の名前

台風には、日本や香港など14か国が加盟する「台風委員会」によって、北西太平洋と南シナ海で発生する台風に名前をつけることになっています。
台風16号は「Fung-wong(フォンウォン)」と命名されました。香港が提案した名前で、山の名前(フェニックス)という意味があるそうです。

◆台風への備えは大丈夫ですか?

気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。台風への備えは大丈夫でしょうか?
(1)家の周り
家の周りを確認し、強風によって飛ばされる可能性のあるものは玄関などに避難させるか、出来なければ飛ばされないよう、ロープなどで固定しましょう。
(2)窓や雨戸を補強する
ガラスのひび割れや窓枠のガタつきがないか調べ、窓にテープを貼るなどして補強しましょう。
それでも、物が飛んできたりして窓ガラスが割れる場合があります。そんな時のためにカーテンを閉めておくと被害が抑えられます。
(3)床上の浸水対策をする
浸水の恐れがある場合は、家財や家電などを2階に移動させましょう。電気のコンセントは漏電、ショートする可能性があるので、コンセントを抜き、低い位置にあるものは高所へ移動させましょう。
(4)ライフライン断絶に備える
断水に備えて飲料水を確保しましょう。浴槽に水を張るなどしてトイレなどの生活用水を確保しましょう。
(5)非常持ち出し品の準備
行政による避難勧告や避難指示に備え、非常持ち出し品を準備しましょう。
中身は人によって異なりますが、懐中電灯や携帯ラジオ、ライター・マッチ、着替え・タオル・オムツ、薬、小銭などが必要となります。
水や食料はかさばるため、最小限のものを準備します。
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◆まとめ

自然災害は恐ろしいですが、過去の例では、人災で被害が拡大したものもたくさんあります。
事前準備をきちんと行い、災害発生時にも冷静に行動することが、被害を拡大させな一番の方法ではないでしょうか。

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