「機動戦士ガンダム」のランバ・ラル役などで知られる声優・広瀬正志さんが、病気療養のため長期入院することが分かりました。
所属する「ぷろだくしょんバオバブ」がオフィシャルサイトを通じて発表したもので、詳しい病状は不明であるものの、回復次第サイト上で報告するということです。
(広瀬正志さん)
◆広瀬正志の代表作ベスト3
広瀬正志さんといえば、ガンダムに出てくるランバ・ラル大尉が有名ですが、意外な役もこなして来ています。
ここに、広瀬正志さんが演じた役柄の「独善とバイアスで選ぶベスト3」を発表します。
≪第3位≫
■カンタの父―――となりのトトロ■
サツキに意地悪に見えて心優しいとなりのカンタくん。
その父親として、また、頼もしい近所のおじさんとして、良い味を出しています。
特に後半、メイちゃんが行方不明になった時には、村人の中心となって捜索しています。
池に浮かんでいたサンダルが、メイちゃんのではないことが分かった時の、「何だ、ばあちゃんの早とちりかよ。すまねえな、みんな!」というセリフは、頼りがいのある役柄が多い広瀬さんの真骨頂といえます。
≪第2位≫
■ウルフマン―――キン肉マン■
当時の人気力士・千代の富士がモデルであり、名前の「ウルフ」も千代の富士のニックネームからとられています。
名前の由来の通り相撲技を得意とし、超人相撲の最高位である横綱の称号を持ちます。
「鋼の肉体美」を自負するなど鍛錬に余念がなく、キン肉マンを上回る程の筋肉を誇る一方で、戦略家の一面も持ち、重要な戦いでは策を練り勝負を有利に展開します。
やはり、キン肉マンにとって、同じ日本出身?の頼りがいのあるキャラクターであり、広瀬さんにピッタリな役どころといえます。
≪第1位≫
■ランバ・ラル―――機動戦士ガンダム■
「戦馬鹿(いくさばか)」と言われるほどの生粋の職業軍人であり、自分よりも部下や家族のことを考える、男くさいジオン軍の士官です。
パイロットとしての技量ばかりでなく、人間的な器量の大きさから、アムロの成長に大きな影響を与えた人物として描かれています。
『ザクとは違うのだよ!ザクとは!!』
『ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた』
などの有名すぎるセリフは、シャアに負けない絶大な人気を誇ります。
これも、声優・広瀬さんの声の魅力がなせる業です。
◆まとめ
ランバ・ラル大尉といえば、内縁の妻、ハモンに対する思いやりと優しさが印象的です。
広瀬さんにはゆっくり静養していただいて、また、あの勇ましくも優しい声を聴かせてもらいたいですね!
コメント