堺雅人さん主演のフジテレビ系ドラマ『リーガルハイ』がスペシャルドラマとして1年ぶりに復活することがわかりました!
11月22日午後9時から放送予定で、堺雅人さん演じる超毒舌敏腕弁護士と、新垣結衣さん演じる熱血弁護士の凸凹コンビの活躍が再現されます。
◆堺雅人の代表作ベスト3!
堺雅人さんといえば、現在、最も活躍している俳優さんの一人といえます。
ドラマに出れば独特の演技で高視聴率をたたき出し、CMにも引っ張りだこで、テレビで見ない日はないくらいの人気ぶりです。
ここで、そんな堺雅人さんの代表作を振り返って「個人的趣向に基づいた」ベスト3を選びたいと思います。
≪第3位≫
■山南敬助(やまなみ けいすけ)―――新撰組!■
新撰組に関する映画やドラマなどいくつかあると思いますが、堺さんが山南敬助を演じたのは、2004年のNHK大河ドラマ「新撰組!」です。
山南はのちに新撰組の副長で、常に笑顔を絶やさず、何を口にするにも丁寧な口調で話す品のある人物です。
これだけでも堺さんの微笑みが目に浮かびますね。
腕前は確かで、北辰一刀流免許皆伝、最初に試合をした時、沖田総司を破る程であった。学問にも明るく時勢を見極めていて、総長の近藤勇を知の面から支えます。
終盤では土方歳三らとの対立が目立つようになり、新撰組の移転をめぐり、新撰組を脱走します。新撰組の隊規では、脱走は切腹とされていました。
脱走といっても特に身を隠していなかったため、追手の沖田総司に捕まり、近藤、土方ら試衛館の仲間たちが見守る中、隊のために切腹しました。
大河ではこの切腹シーンは視聴者からの支持が非常に高く、「アンコール2004」という形で、1話のみ再放送されるなど異例の人気を博しました。
まさに堺さんの面目躍如。山南敬助と堺雅人の魅力が交錯して、歴史上の人物では一番のはまり役ではないでしょうか?
なお、この役で「堺雅人」の名は、一気に全国区となりました。
≪第2位≫
■半沢直樹(はんざわ なおき)―――半沢直樹■
今更説明の必要もない、「倍返しだ!」の流行語を生んだTBSの超人気ドラマです。
最終回の平均視聴率は、関東で42.2%、関西で45.5%を記録し、関西での最高瞬間視聴率は50%を超えるというモンスタードラマとなりました。
時代劇を思わせる正義と悪の対立構図、サラリーマンの本音を代弁させるスッとした展開が高視聴率の要因と言われますが、一番はやはり、堺雅人さんを中心とした実力派俳優陣による演技力のたまものでしょう。
特に最終回で魅せた取締役会のシーンは圧巻で、半沢直樹のマシンガントークは、堺雅人さんの持ち味が存分に活かされていました。
このドラマは小説が原作となっており、小説は続編が続いていますが、今のところドラマ続編の話はありません。
しかし、堺雅人さんが東京セントラル証券へ出向したままでは、堺ファンは、視聴者は、国民は、到底納得できないでしょう。続編を期待します。
≪第1位≫
■古美門研介(こみかど けんすけ)―――リーガルハイ■
視聴率は半沢直樹にこそ負けるものの、第2期では平均18.9%をたたき出した、フジテレビの人気シリーズです。
小説や漫画のドラマ化が多い中で、完全オリジナル脚本、堺のまくし立てるような長台詞や、半沢直樹、水戸黄門、ロッキー、卒業などが自由奔放にパロディされ、ドラマ本来の持ち味が随所に表れています。
古美門研介最大の特徴であり持ち味は、舌鋒鋭く、まくしたてる長セリフです。
これはもう、堺雅人さん以外が演じることは不可能なレベルですが、本人も「セリフが多くて吐きそう」と漏らしており、名作の陰で奮闘する堺さんの苦労が感じられます。
半沢直樹ではなく、古美門研介を1位に選んだ理由は、子どもたちにも人気があるからです。
法廷ドラマであり、離婚や公害問題を扱っているにも関わらず、子どもから支持されるのは不思議です。
コメディだから、といえばそれまでですが、それだけではない、「暖かさ」が俳優陣の演技や脚本からにじみ出ているのだと思います。
◆まとめ
今回のスペシャルドラマは、巨大総合病院を舞台に古美門研介と相棒の黛(まゆずみ)弁護士が医療過誤裁判に挑むお話です。
今作のライバルには、病院からお金を巻き上げようとする“たかり弁護士”九條和馬が初登場します。
九條弁護士の配役も楽しみです。
堺雅人さんを食ってしまうような名演技に期待したいと思います!
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