東京・20歳の専門学校生男の罪と罰/女子中学生に尿をかけた?

警視庁福生署は2日、東京都瑞穂町むさし野、専門学校生
の男(20)を逮捕しました。
◆女子中学生に尿をかけた?
男は9月29日(月)の午後6時頃、瑞穂町箱根ヶ崎の
路上で、女子中学生(13)に背後から近づき、ペットボトル
に入れた尿とみられる液体をかけた疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は「液体をかけたのは間違ありません」
と供述しているということです。
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(東京都瑞穂町)
◆専門学校生の男の罪と罰
警察は、男を暴行容疑で逮捕しています。
暴行罪とは、暴行を加えた相手がケガをしなかった場合に
成立する犯罪であり、刑法208条により2年以下の懲役
もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料に
処せられます。
拘留とは、1日以上30日未満の範囲で刑事施設に拘置される
刑であり、「禁固刑」と似ていますが、禁固刑より期間が短く、
また、執行猶予の対象とはなりません。
科料とは1,000円以上10,000万円未満の額を強制的に
徴収される財産刑であり、罰金(10,000円以上)より
軽い刑といえます。
「暴行」といえば、殴ったり蹴ったりする行為が典型的
ですが、髪の毛を切る、着衣を引っ張る、農薬をかける
などの行為も暴行とみなされます。
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(福生署)
◆まとめ
瑞穂町および隣接する羽村市では、9月26日以降、女子
小中学生らが液体をかけられる被害が他に6件発生している
そうです。
断定はできませんが、専門学校生の罪はより大きなものと
なりそうです。
犯行の目的が理解できませんが、仮に性的サディズムが原因
であったとしたら、より重大犯罪に発展し、少女たちの被害
が拡大する可能性がありました。
きびしい罪と罰により、安全な社会を取り戻すべきだと
思います。

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