2014年10月15日、2歳の長男にエアガンを乱射して大ケガを負わせた男が逮捕されました。
◆2歳の長男にエアガンを乱射
逮捕されたのは、広島県福山市の会社員の父親(25)です。
父親は、14日午後6時半頃、自宅で2歳の長男に連射式のエアガンを撃ち、さらにかばおうとした妻(29)
にもエアガンを撃ちケガをさせた疑いがもたれています。
長男は全治4週間の重傷、妻も全治1週間のケガを負っており、父親は調べに対し「腹が立ってやった」など
と話しています。
(事件現場)
◆25歳父親の罪と罰
父親は、エアガンを長男に向けて撃ち、全治4週間の大けがを負わせています。
人の身体を傷害した者は、刑法204条により15年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。
また、妻にも同様のことをやっているので、傷害罪が2件成立し、2件の罪が併合され、基本的に15年×1.5=22.5年以内の懲役が科されることとなります。
(事件に使用されたエアガン)
◆まとめ
今回の事件で救いなのは、母親が長男をかばっているところです。
ともすれば、母親も虐待する父親側についてしまい、見て見ぬふりをしたり、ひどい場合は一緒になって虐待する事件が散見されるからです。
中島容疑者が腹を立てた理由は「テレビのチャンネルを変えられた」だそうです。25歳と若いようですが、この男が人の親になるのは、少し早すぎました。
刑務所に入る事となるかどうかは分かりませんが、独りになって自分がやったことの罪の深さと、父親という立場の重さを、考える時間が必要です。
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