27歳コンビニ強盗男の罪と罰とは?【大阪】

2014年10月15日、大阪で発生していたコンビニ強盗殺人未遂事件で、容疑者の男が逮捕されました。
◆コンビニ強盗殺人未遂事件
逮捕されたのは、埼玉県越谷市の職業不詳の男(27)です。
男は、5月19日午前3時5分ごろ、大阪府河南町のコンビニエンスストア「デイリーヤマザキ
河南町神山店」に刃物を持って押し入りました。
そこで抵抗されてもみ合いになったオーナー(64)の胸や腹など5カ所を刺して全治3カ月の重傷を負わせ、
現金6万2千円を奪った疑いが持たれています。
男は容疑を認め、「借金があったのでやった」と容疑を認めているということです。
◆27歳コンビニ強盗男の罪と罰
男は、刃物を準備して強盗に押し入り、抵抗した相手を複数回刺すなど、最悪の結果が予想される行為を行っています。
殺人未遂も適用できそうですが、これよりも刑の重い「強盗致死」の未遂をとるのが、判例・通説となっています。
強盗致死罪は刑法第240条により極刑または無期懲役となります。本罪は刑法第243条により未遂も罰せられ、本罪の範囲内で刑を軽減することが出来ます。
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(大阪府警富田林警察署)
◆まとめ
男は犯行当時、府内の実家に住んでいましたが、6月中旬に失踪していました。
9月12日に越谷市内のネットカフェを利用していたことが分かり、犯人逮捕に効果を発揮したのは、防犯カメラの映像でした。
犯罪の発生を防ぐためにも、計画的・網羅的な防犯カメラの整備が求められます。

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