東京・東久留米市の不動産会社が法人税約5600万円を脱税した疑いがあるとして、東京地検特捜部は社長ら2人を逮捕しました。
◆5600万円脱税しフェラーリ購入
法人税法違反の疑いで逮捕されたのは、東久留米市の不動産会社「東京住建」の社長(53)と同社の経理担当者です。
特捜部によると、2人は架空の外注費を計上するなどの手口で経費を水増しし、昨年までの3年間で法人税約5600万円を脱税した疑いがもたれています。
関係者によると、社長は脱税した金でイタリア製の高級外車「フェラーリ」を数台購入していました。
◆東京住建社長の罪と罰
社長らは架空の外注費を計上するなどの手口で、3年間で法人税約5600万円を脱税した疑いがもたれています。
このような行為は法人税法違反となり、同法第159条により10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が併科されます。
また、納税者が税額等の計算の基礎となるべき事実の一部を隠ぺい・仮装した場合、国税通則法第68条により、基礎となるべき税額の35%に相当する重加算税を課されることとなります。
◆まとめ
社長らはこれまでの東京国税局の取り調べに応じてこなかったということです。
この事実は裁判官の心証を悪くするため、訴訟において不利に働き、実際に刑務所に収容される実刑判決が出る可能性もあります。
社長はフェラーリが好きだったようですが、フェラーリは熟練の職人が手掛けており、生産台数も制限があり、フェラーリに相応しい人にだけ載って欲しいというコンセプトがあるようです。
自分はフェラーリに相応しかったのか?塀の中で考えてみるのも良いのかもしれません。
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