愛知・岡崎 ゲーマー母の罪と刑罰/生後4か月乳児死亡・家事は全て夫

2014年11月29日未明、愛知県のマンションの一室で、生後4か月の赤ちゃんが死亡しているのが見つかりました。
◆生後4か月乳児死亡
29日午前4時ごろ、愛知県岡崎市中島町のマンションの一室で、この部屋に住む生後4か月の赤ちゃんが、ベッドの上でうつ伏せの状態で死亡していました。
発見したのは、夜間の勤務から帰宅した父親(41)で、赤ちゃんに目立った外傷はありませんでした。
警察によりますと、当時、自宅には7歳と5歳の兄弟がいましたが、母親は友人と食事するため外出していたということです。
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(事故現場1)
◆家事は全て夫
近所の人は次のように証言しています。
事故があった家庭はどのような感じなのか?
「料理、洗濯、育児、すべてご主人がやっている」
母親は何を?
「ゲーム・・・。お母さんはずっとゲームやってる」
警察は両親から事情を聴くなどして、死亡に至った経緯を調べています。
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(事故現場2)
◆ゲーマー母の罪と刑罰
赤ちゃんの両親は、午前4時という時間に赤ちゃんの保護を怠っており、うつぶせの状態で死に至らせています。
このような行為は保護責任者遺棄致死罪を構成し、刑法第219条により15年以下の懲役または50万円以下の懲役が科されます。
◆過去の同種の事件
保護責任者遺棄致死罪の判例としては、2012年に三重県桑名市で発生したパチンコ店駐車場での事件が上げられます。
この事件で加害者の母親は、8月の暑いさなか、パチンコに興じるため生後5カ月の長男を車内に放置して死亡させ、津地裁に起訴されました。
裁判長は判決理由で「幼い命が亡くなった結果は重大」とした一方、「犯行時、重度の産後うつで自分の行動をコントロールすることが著しく困難だった」と指摘しました。
判決は、懲役5年の求刑に対し、懲役3年、執行猶予5年が言い渡されました。
◆まとめ
詳しいことは分かりませんが、夫が夜勤の時に乳児を残して食事に出かけ、午前4時まで帰らない・・・まともな母親ではありません。
このような母親には、子育てでさえゲーム感覚だったのでしょう。
しかし、現実の子どもは復活の呪文では生き返りません。

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