千葉県の成田山新勝寺の僧侶で29歳の男が、交際相手の女性を恐喝した疑いで逮捕されました。
◆日本刀で交際相手を恐喝
僧侶は、11月29日、当時交際していた26歳の女性が、メールの返信が遅いと因縁をつけ、「何で連絡しないんだ。家族を全員殺してやる」と脅しました。
さらに、日本刀のようなものを見せ、現金1,000円とキャッシュカードを脅し取った疑いが持たれていますが、僧侶は、容疑を否認しています。
◆29歳成田山僧侶の罪と刑罰
僧侶は元交際相手に対し「家族全員を殺す」と脅しています。
このような行為は脅迫罪を構成し、刑法第222条第2項により、2年以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。
また、日本刀のようなものを見せ、現金1,000円とキャッシュカードを脅し取った疑いが持たれています。
この行為は強盗罪を構成し、刑法第236条により、5年以上の有期懲役(20年以内)が科されます。
最初の脅迫が強盗のための手段と評価されれば、強盗罪の一罪のみが成立することとなると思います。
◆過去の同じ種類の事例
さすがに僧侶が強盗を働いたという事例は見当たりませんが、高速道路のETCをオートバイで不正に擦り抜け、道路整備特別措置法違反(不正通行)で起訴された僧侶がいました。
この事件を起こしたのは京都市の65歳の僧侶で、2010年8月~2011年1月まで、42回にわたり、オートバイで阪神高速などの料金所のETCレーンを不正に通過していました。
一審の京都簡裁は「カードの挿入方法に過失はあったが、不正の故意を認定するには合理的な疑いがある」とし、無罪としました。
控訴審の大阪高裁では「料金所で係員に何度か停車を求められたことから、挿入方法の誤りに気付くことができた」と指摘し、求刑通り罰金200万円を言い渡し、その後確定しました。
◆まとめ
僧侶といえど人間です、過ちを犯すこともあるでしょう。しかし、ここに出てきた僧侶たちは、若干お行儀が悪すぎるようです。
「坊主の不信心」を体現する僧侶たちには、法の裁きを受けてもらわなくてはなりません。
(2014.12.5追記)
容疑者の罪状について、脅迫罪と強盗罪を上げていましたが、
「恐喝罪」へと訂正させていただきます。
恐喝罪は、刑法第249条により10年以下の懲役となります。
コメント
強盗じゃなくて恐喝な
もうちょっと勉強したら?
もっと勉強にはげみます。
日本刀をもっていますが、交際相手ならば
恐喝罪となる可能性もあります。
代々成田山参道で商売をしていますが、この不景気に高級クラブ、韓国クラブなどに遊びに来てるのは坊主だけw
檀家や信者を無視して観光客目当ての商売に走り、去年からお護摩札の料金を3000円から5000円に値上げして、元々檀家が寺に寄付したにも関わらず、地代を不動産部門を立ち上げ田舎では考えられないテナント料を請求してやりたい放題。
数年前、前大僧正が裏金の7000万円を愛人宅に隠していた事をフライデーされたり、全くお話にならないです。
弱きを叩き、金に走っているのが真言宗智山派の代表とも言える成田山新勝寺の現実。
成田高校が甲子園に行けば檀家や本山従業員に集り、成田高校を新設すると言えば関係団体をはじめ従業員の賃料から強制的に20%をカットして寄付をさせるなど、数えたらキリがないです。
悲しいけれどまさに煩悩の固まりが今の成田山新勝寺の現実です。
これじゃあ檀家離れが益々加速しますわ。
場合もありますじゃなくてさ
自分でタイトルに「恐喝」って書いてるのに
勝手に脅迫に下げたり強盗にあげたりしとんねん。
(成田商売さん)
成田山は由緒ある寺社なんですから、煩悩を抑えて
頑張ってほしいですね!
(ん?さん)
たしかに、タイトルと記事に一貫性がありません。
訂正します、ありがとうございました。