東京・府中市のマンション内で、あわせて6件の不審火が発生し、21歳の主婦が警視庁に逮捕されました。
◆子育てに疲れ不審火
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、このマンションに住む21歳の主婦の女です。
女は、2014年12月3日、府中市紅葉丘の自分が住むマンション内の駐車場にあった自転車に、ライターで火をつけ、サドルを燃やした疑いが持たれています。
調べに対し、「子育てに疲れて、むしゃくしゃしていた」などと話しているということです。
(不審火現場1)
◆21歳主婦の罪と刑罰
女は、自分が住むマンション内の駐車場にあった自転車に、ライターで火をつけ、サドルを燃やした疑いが持たれています。
他人の物を損壊する行為は器物損壊罪を構成し、刑法第261条により、3年以下の懲役または30万円以下の罰金(1万円以上)もしくは科料(1万円未満)が科されます。
火をつけているため、刑法第110条の建造物等以外放火罪のような気もしますが、公共の危険を生じさせなかった場合は器物損壊罪を検討することとなります。
(不審火現場2)
◆同じ種類の事件
同じ種類の事件としては、2010年に岩手県の消防団の男が起こした器物損壊事件が上げられます。
この事件で消防団の男は、岩手県宮古市内の駐車場で火のついたタバコを土のうの袋に置いて燃やしたとして、器物損壊容疑で盛岡地裁に起訴されました。
地裁は公判で「フィルターをちぎったタバコを置くなどの手口は手慣れていて、深刻な結果を招く危険性のある悪質な犯行だ」と非難しました。
その上で「ストレスがたまり犯行に及んだという動機は短絡的で酌量の余地はなく、宮古市で不審火が相次ぐ中での犯行は、被害者や住民の不安を一層高めた」などと指摘しました。
判決は、懲役1年の求刑に対し、懲役6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
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◆まとめ
今回の事件が起きたマンション内では、その後も、段ボールやチラシなどが燃える不審火が5件相次いで発生しており、女はこれらについても犯行を認めています。
この地域の安全は、相当危険なレベルであったといえます。
容疑者の子どもをはじめ、住民の健康に被害が出なかったことは、不幸中の幸いというべきでしょうか。
コメント
以前から問題のある家庭でした。旦那も要注意人物です。一族が迷惑な人々で困っています。
コメントありがとうございます。
これ以上、周囲の方にも被害が出ないことを願います。
いい家庭ですよ、あなたを何を言ってるんでしょうね。名前を調べてコメントを書いてるくらいだから身近な人なのでしょう。
様々な見方があるのですね。
何の罪にもならなかったそうですね。挙げ句にまだ府中市に住んでるなんて図々しい一家だなと言うのが感想ですね。
もう何事も起きなければ良いのですが。
その家にまだ住んでるってことですか?そうだとしたら、驚きますね。でも、府中市に住んでるって情報を知ってたりとか、、その家族のことを知ってるってことですよね?ニュースとかにもなってないはずだし…
それなら、わざわざ書き込みしてそっちのほうが恐ろしい…
そんなことより子供のためにも良い家庭を築いてくれればいいですね(^-^)
子供にとって何がベストなのか?これが答えのような気がします。