バレーボールの日本代表選手の男が、東京・品川区のパチンコ店で、現金およそ14万円が入った財布を置き引きしたとして、警視庁に逮捕されました。
◆パチンコ店で14万円置き引き
窃盗の疑いで逮捕されたのは、バレーボール日本代表選手の王金剛容疑者(30)です。
王容疑者は10日午後8時半頃、品川区東五反田のパチンコ店で、20代の会社員の男性がパチンコ台に置いていた財布から、現金およそ14万円を盗んだ疑いがもたれています。
王容疑者は財布から現金を抜いた後、忘れ物として、店の従業員に届け出ていましたが、現金を抜き取る様子が防犯カメラに映っていたことから、犯行が発覚したということです。
取り調べに対し王容疑者は、「財布を見つけて届けようと思ったが、お金がたくさん入っていたので、つい盗んでしまった」と容疑を認めているということです。
(王金剛 容疑者・画像1)
◆王金剛容疑者の罪と刑罰
王容疑者はパチンコ台に置いていた財布から、現金およそ14万円を盗んだ疑いがもたれています。
この行為は窃盗罪を構成し、刑法第235条により、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
(王金剛 容疑者・画像2)
◆同じ種類の事件
同じ種類の事件と言えば、仁川アジア大会に出場した競泳男子の冨田尚弥選手(25)の事件が上げられます。
富田選手は水泳会場で自分のバッグにカメラを入れて盗んだとして略式起訴され、日本水泳連盟からは2016年3月31日までの選手登録停止の処分を受けました。
一旦は罪を認め、罰金100万ウォン(約10万円)を支払い帰国しましたが、帰国後に記者会見を開き冤罪を主張。
現在、韓国国内で訴訟を起こし、身の潔癖を争っています。
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◆まとめ
水泳の冨田選手は、盗んだ瞬間の防犯カメラの映像を見せられ、自供したと言われていますが、今回の王容疑者も、パチンコ店の防犯カメラに盗んだ映像が映っていて御用となりました。
冨田選手のケースは韓国で起きた事件なので、詳細がはっきりしない部分もありますが、今回の事件は日本であり、証拠も揃っているようです。
初犯であり、お金を返し、反省を示せば、そんなに大きな刑とはならないと思われます。
早く罪を償い、バレーボールの活躍で埋め合わせして欲しいですね。
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