生後2カ月の次女の頭を強くつかみ、重傷を負わせたとして、23歳の父親が逮捕されました。
◆生後2ヶ月女児の頭を強く噛む
傷害の疑いで逮捕されたのは、姫路市勝原区に住む23歳の会社員の男です。
男は、2014年12月14日午後10時半ごろ、自宅の居間で次女の頭を握りつぶすように強くつかむなどの暴行を加え、外傷性くも膜下出血などの傷害を負わせた疑いが持たれています。
男は警察の調べに対し容疑を認め、「泣きやまなかったため」と話しているということです。
(網干警察署)
◆23歳会社員の男の罪と刑罰
男は、自宅の居間で次女の頭を握りつぶすように強くつかむなどの暴行を加え、外傷性くも膜下出血などの傷害を負わせた疑いが持たれています。
この行為は傷害罪を構成し、刑法第204条により、15年以内の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
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◆過去の同種事件の判決
過去の同種事件の判決としては、2014年9月に鹿児島地裁で出された暴行事件の判決が上げられます。
この事件で29歳の母親は、2012年2月に鹿児島市のアパートで、生後約1カ月の長女を両手で持ち上げて激しく揺さぶるなどの暴行を数回加え、視覚や聴覚の障害など後遺症が残るけがを負わせました。
鹿児島地裁は公判で「育児のストレスなどから暴行を加えた。危険性を軽視できず、更に常習的で悪質性は高い」と非難しました。
判決は、懲役4年の求刑に対し、懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
(鹿児島地裁)
◆まとめ
事件の詳細はこれからですが、母親の存在が報じられていないのと、長女の存在が気にかかります。
せめて、長女が被害に遭っていないことを願います。
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