2015年1月22日、3歳の男児に暴行を加えケガをさせたとして、26歳の男が兵庫県警加古川署に逮捕されました。
3歳男児を虐待‐模造刀で突く
傷害の疑いで逮捕されたのは、加古川市に住む自営業の男(26)です。
男は1月9日正午ごろ、加古川市内にある交際相手の女(23)の自宅で、女の次男の顔をプラスチック製の模造刀で突くなどしました。
また、1月12日正午ごろには、次男の顔を数回殴るなどして、すり傷などを負わせた疑いが持たれています。
交際相手の女は、次男を殴りつけたとして、既に逮捕されていますが、女から事情を聴く中で男の犯行が発覚しました。
男は「軽くたたいただけ」などと容疑を一部否認していますが、次男の体にはあざややけどの痕が複数あり、加古川警察署は関連を調べることにしています。
(おもちゃの模造刀イメージ)
26歳自営業男の罪と刑罰
男は交際相手の女の次男の顔をプラスチック製の模造刀で突き、顔を数回殴るなどして、すり傷などを負わせた疑いが持たれています。
この行為は傷害罪を構成し、刑法第204条により、15年以内の懲役または50万円以内の罰金が科されます。
女と男の間に共謀(一緒にやろう)の意思があり、2人で暴力行為を働いた結果ケガを負わせたのであれば、傷害罪の共同正犯ということになります。
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まとめ
当初は母親の単独犯と思われていた虐待事件ですが、単独にしては不自然な点があったのでしょう、交際相手との共犯であったことが分かりました。
被害者が次男、ということは理論的には長男もいるはずであり、その辺から情報が上がったのかもしれません。
模造刀には、オモチャみたいなものもあれば真剣のようなものもありますが、いずれにしても顔を突いたりすれば十分危険なものです。
よく知らない男に模造刀で突かれ、大好きな母親と一緒になって殴られた、3歳の男児の気持ちは如何ばかりでしょうか。
男も許せませんが、男との関係を壊したくないが故に一緒になって暴力を働く母親も許されるものではありません。
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