2015年2月3日、日本サッカー協会は会見を開き、ハビエル・アギーレ日本代表監督の解任を発表しました。
アギーレ解任
アギーレ監督はスペイン1部リーグ・サラゴサ監督時代に、1部残留をかけたレバンテ戦で、八百長に関わった疑惑が持たれていました。
日本サッカー協会は、疑惑の段階ではアギーレの続投を示唆していましたが、今回、八百長についての告発が受理された事実が確認されたことから、解任に踏み切りました。
大仁会長は「私共が一番考えなくてはいけないのは、日本代表チームへの影響です」と話した通り、次期監督の選出がまったなしの状態です。
後任監督は?
次期監督としては、Jリーグと関わりの深いストイコビッチや、毎回名前が登場するアーセン・ベンゲルなど、様々な名前が取りざたされています。
一部では岡田監督の三回目の登板を期待する声も根強いようですが、当の岡田氏は「二度とやる事はない」ときっぱりと否定しています。
各人、各国の代表チームやビッグクラブを率いた実績を持つ豪華な顔ぶれの中で、異彩を放つ候補者がいます。城福(じょうふく)浩監督です。
(城福浩監督)
城福浩 監督とは?
城福監督は、現役時代は川崎フロンターレの前身である富士通のサッカー部に所属し、引退してからは富士通の社業に就くなど、現役時代の華々しい実績はありません。
しかし、2007年にU-15の代表監督に就任したことを皮切りに、以降、ユース世代の育成に貢献し、自身も指導者としてのスタイルを確立していきました。
2012年からはヴァンフォーレ甲府の監督としてチームにJ1昇格をもたらし、以降も低予算の中でJ1定着を実現した実績には定評があります。
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城福 浩・新監督はあり得るのか?
しかし、2014年11月、クラブからは残留のオファーを受けながらも何故かこれを固辞し、より上位での監督オファーを受けるためフリーの立場となりました。
その後、U-18の日本代表監督のオファーを受けていますが、これも固辞したと伝えられています。そしてアギーレ監督の解任発表です。
城福監督の謎の行動とフル代表監督の解任は偶然かもしれませんが、タイミングは奇妙なくらい合致しています。
城福代表監督の実現性はゼロではありません。
まとめ
ロシアW杯の予選は、2015年6月からスタートします。
大仁会長は、3月の親善試合までには新監督を選びたいとしていますが、意中の人は決まっているのでしょうか?
この辺で日本人監督も悪くないと思いますが。
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