サッカー日本代表監督の後任人事に関する3つの条件とは?

アギーレ監督の突然の解任に伴い、日本サッカー協会は3月までに後任監督を選出したいという意向を示しています。
しかし、新監督の選出には以下の3つの条件を満たす必要があります。

1.J監督以外

日本サッカー協会の霜田正浩 強化担当技術委員長は日本代表監督の後任人事について、「技術委員会でJリーグの監督には声を掛けないことを決めた」と話しました。
既にキャンプが始まっており、これからシーズンを迎えるというこの時期に声をかけるのはJリーグ軽視であり、Jを土台とする日本代表としてのコンセプトと合わないためです。
これにより、一部で名前が上がっていた長谷川健太監督(G大阪)、西野朗監督(名古屋)、森保一監督(広島)などの可能性は消えました。
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(ストイコビッチ氏)

2.3月上旬まで

外国人監督も、Jリーグと関わりの深いストイコビッチ氏や、毎回名前が登場するアーセン・ベンゲル氏など、様々な名前が取りざたされています。
しかし、外国人監督の場合 就労ビザが必要で、次回の代表戦である3月末の試合で指揮するためには3月上旬までに契約合意に達する必要があり、非常に厳しいスケジュールです。
このため大仁邦弥会長は「間に合わせ人事はしたくない」と話し、代行監督を置く可能性も否定していません。

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3.強い代表チームを

これは当然です。監督探しを急ぐあまり、本質である「強い代表チーム」をつくることが疎かになってはいけません。
そのためにはこれまでの強化の継続性や日本の特徴を生かしたチームづくりを重視する人物が必要であり、日本選手の特徴を理解するJや代表の監督経験者がベストです。
こうなると、人選は一気に絞られてきます。この条件を満たす人物としては、岡田氏やザッケローニ氏、ストイコビッチ氏、レオナルド氏などが有力でしょうか。

まとめ

はからずもアギーレ監督がスキャンダルで辞任した以上、次の監督に同じことが起こることはあってはいけません。
時間との闘いや候補者の意向もあるでしょうが、しっかりと身辺調査を行うというのが一番重要な条件かもしれません。
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