大衡村の跡部昌洋村長が起こしたとされるセクハラ事件により、村長は提訴され辞職、村議会は解散、村民の生活は混乱しています。
宮城県の小さな村に一体何が起こったのか?これまでの経緯を時系列で整理し、まとめたいと思います。
◆1948年
跡部昌洋氏が大衡村で出生。
◆1967年
跡部氏、宮城県農業高校卒業。その後は農業に従事。
◆1991年
跡部氏、大衡村議会議員に初当選。
◆1995年
萩原達雄氏が大衡村議会議員に初当選。
◆1996年
跡部氏、大衡村村長に初当選。
◆2007年
萩原氏が大衡村議会議長就任。
◆2008年
跡部氏、大衡村村長4選。
セントラル自動車(現トヨタ自動車東日本)が大衡村へ進出決定。
◆2011年
◆2011年9月
大衡村の水道事業を担当していた元職員が2011年2~3月、「給水承認通知書」と「水道加入金等請求書」を偽造し、村内にアパートを建設する業者から計約400万円をだまし取っていたことが発覚した。
元職員は、詐欺などの罪で懲役2年、執行猶予4年の判決。
◆2013年9月
跡部村長が元職員による着服事件の全容を明らかにしようとせず、元職員の犯罪を隠しているとして、村議3人が跡部村長に対する告発状を大和署に提出、受理された。
◆2014年4月10日
跡部氏、50代女性職員を公務としての東京出張に同行させ、宿泊中のホテルで性交行為を強要した、とされる。
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◆9月19日
4月10日からこの日まで、出張先のホテルや、村長所有のアパート、村長が検査入院していた病院などで、十数回にわたり性交行為の強要が繰り返された。
◆9月23日
女性職員が友人にセクハラ被害を相談し、「完全にセクハラ・パワハラにあたる」と指摘された。同日、副村長と総務課長にも相談したが「このことは聞かなかったことにする」と相手にされず。
その後、特定社会保険労務士を通じて藤川久昭弁護士に法的相談を開始する。
◆9月24日
元職員による水道不正事件に関し、宮城県警大和署は、跡部昌洋村長と当時の副村長、総務課長、都市整備課長を、虚偽有印公文書作成・行使と犯人隠避の疑いで書類送検した。
(後編はこちら)
宮城県大衡村セクハラ事件【まとめ後編】跡部村長の転落と衰退
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