カズ&アイの「カズ」【罪と罰】静岡県住みます芸人・女子高生盗撮

2015年3月26日、吉本興業所属の「地元に住みます芸人」が、静岡県で逮捕されました。

静岡県住みます芸人・女子高生を盗撮

静岡県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、吉本興業が企画した「地元に住みます芸人」で、静岡県で活動するカズ&アイの「カズ」(33歳)です。
カズ容疑者は、3月26日午前9時40分ごろ、JR静岡駅の北側エスカレーターで、携帯電話を隠したバッグを女子高生(18)のスカート内に差し入れて盗撮した疑いが持たれています。
カズ容疑者は「間違いない」と容疑を認めていますが、所属の吉本興業は「現在、事実関係を調査中」とコメントしています。
image.jpg

カズ&アイの「カズ」の罪と罰

カズ容疑者は、JR静岡駅のエスカレーターで、スマートフォンを隠したバッグを女子高生のスカート内に差し入れて動画を撮影したとされています。
公共の場所で写真機等を人の下着等に向ける行為は、静岡県迷惑防止条例第3条(3)に違反し、同条例第12条により、6ヶ月以内の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
常習犯の場合は、1年以内の懲役または100万円以下の罰金に格上げされます。

スポンサードリンク

過去の類似した事件の判決

過去の類似した事件としては、経済学者・植草一秀氏の事件が上げられます。
植草氏は2004年、品川駅のエスカレーターで女子高生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして、鉄道警察隊員に東京都迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕されました。
植草は逮捕直後に容疑事実を認め謝罪したものの、その後「手鏡は持っていたが、のぞいていない」と否認に転じました。
東京地裁は公判で、「現行犯逮捕した警察官の証言は信用でき、証拠は十分だ」などとし、罰金50万円、手鏡1枚没収の判決を言い渡しました。
植草氏は「天地神明に誓って無実」と冤罪を主張しましたが、期限まで控訴はせず、刑が確定しました。

まとめ

吉本興業は「地元に住みます芸人」について、「よしもとならではの発信力とアイデア、ソフト力を活かし、地域の人々と力を合わせて、地域を良くする様々な課題に取り組む」としています。
その任務を担った芸人が、地域を良くするどころか、まさか犯罪を犯すとは夢にも思わなかったことでしょう。
このプロジェクトの発想はとても良いものであり、各地に派遣されている芸人たちのほとんどは、地域のために真面目に取り組んでいます。
今回の事件で、これら他の地域芸人までおかしな目で見られることがないよう願います。
(関連記事)
隆大介・台湾空港で暴行事件!現地メディア「韓国籍の俳優が酔拳」
ヒカキン・広告収入の不正取得で書類送検との噂はなぜ流れたのか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました