46歳小学校教諭の罪と罰【宮崎・日向】おにぎりに異物混入と虚偽

2015年3月29日、コンビニで購入したおにぎりに異物混入があったとうそを話した小学校教諭が逮捕されました。

おにぎりに異物混入と嘘

信用毀損の疑いで逮捕されたのは、宮崎県日向市立小学校の46歳の男性教諭です。
教諭は、2月25日午後3時ごろ、毎日新聞の記者を自宅に呼び寄せ、「セブンイレブン日向南町店」で購入したおにぎりの中から銀歯が出てきたと説明しました。
同紙は翌日の朝刊紙面で報道しましたが、説明は虚偽であったため、セブンイレブンの信用を毀損し、業務を妨害した疑いが持たれています。
男性教諭は異物混入について、宮崎県警日向署にも相談していましたが、鑑定の結果、歯の詰め物とみられる金属製の異物は、男性教諭のものだと判明しました。
教諭は容疑について、あいまいな供述を繰り返しているということです。
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(宮崎県警・日向警察署)

46歳小学校教諭の罪と罰

男性教諭は、毎日新聞の記者に、セブンイレブンで購入したおにぎりの中から銀歯が出てきたと嘘を報道させ、セブンイレブンの信用を傷つけた疑いが持たれています。
虚偽の風説を流して人の信用を毀損し、その業務を妨害した者は、刑法第233条の信用毀損および業務妨害罪を構成し、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

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過去の類似した事件

異物混入を自作自演した事件としては、関西の女がコンビニエンスストアで買ったオレンジジュースに異物が混入していたと、嘘の申告をした事件が上げられます。
この事件の被告の女は、沖縄への帰省を回避するため、コンビニで購入した紙パック入りオレンジジュースに家庭用洗剤を注入し、異物混入を警察に訴えました。
警察の発表により当該コンビニ店は信用を棄損したとして、虚偽を行った被告は起訴され、最高裁で信用毀損罪が確定しました。

まとめ

結果として信用毀損に加担してしまった毎日新聞社は「社内で協議しており、追ってコメントを出す」としています。
事件が起きた2月25日といえば、一連の異物混入事件が一段落し、川崎の中学生の事件が世間の耳目を集めている時期です。
しっかりと社内で検討して欲しいと思います。二匹目のドジョウを狙おうという気持ちが、事件を大きくしてしまった可能性はなかったかという事を。
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