維新の党の女性国会議員が、国会を病欠して旅行へ行ったとして問題になっています。
国会病欠し男性と旅行へ？
問題となっているのは、維新の党所属の上西小百合 衆院議員（31）です。
上西議員には、急性ウイルス性胃腸炎を理由に、2015年3月13日の衆議院本会議を欠席したにも関わらず、14～15日にわたり旅行に出た疑いが持たれています。
しかも、旅行は知人男性と一緒だったという事であり、週末とホワイトデーを兼ねたデートだったのではないか？と非難されています。
（上西小百合 衆院議員・画像）
上西小百合・衆院議員の罪と罰
上西議員に法的責任はありませんが、道義的責任は大いに問われると考えられます。
欠席した3月13日は、96兆円に上る過去最高額の予算案の採決が行われる日程であり、国会議員として最も重要な1日でした。
議案は自民党と公明党の賛成多数で可決しましたが、膨大な金額の予算に対するチェック機能は、維新の党など野党の極めて重要な役割となります。
病気とはいえ、易々と休んでよいものではありません。ましてや、国会を休んだ13日当日も、旅行に出かけたのではないかという疑惑すら浮上しているのです。
橋下徹・維新の党最高顧問の対応
4月1日、維新の党最高顧問である橋下徹大阪市長は、この問題に対し、「納税者の皆さんは納得しない。（議員を）辞めたほうがいい」と痛烈に批判しました。
折しも、維新の党・一丁目一番地の政策である「大阪都構想」に関する住民投票が5月17日に決定しており、4月12日には前哨戦となる大阪府議選・市議選が差し迫っています。
今回の不祥事は痛恨のタイミングであり、地方選や住民投票への影響を極力避けたい橋下市長は、早期の事態収拾を図っています。
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上西議員のマスコミ対応
上西議員はマスコミ対応も最悪であり、問題を拡大している一因となっています。
メディアの問いかけには『だからね、あなた方はね。取材ね、事務所を通じてしか受けませんから、取材拒否ですから、映さないでください 』と逆ギレ状態です。
更には強面の秘書がメディアに対し「おい、人の車当てたらどうするんや、オラ! ええかげんにせいよ」と凄む様子がテレビで流され、批判に拍車をかけています。
これらのメディア対応に対し橋下市長は「それはもう、議員として失格でしょう。きちんと説明すべき」と、にべもありません。
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まとめ
旅行に関しては「京丹後市に行った」「宮津市に行った」などと完全にネタが上がっており、逃げ通せる見込みはありません。
ましてや、党の最高実力者である橋下氏は、大阪都構想実現の邪魔をする身内をかばう気はさらさらないようです。
こうなったら、謝罪会見を開いて、潔く議員辞職するべきではないでしょうか？
一般人となれば、仕事をさぼって男性と天橋立を旅行しても、ここまで批判されることはありませんから。
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