2015年4月2日以降、群馬県高崎市で、女性が何者かに硫酸をかけられる傷害事件が相次いでいます。群馬県警は犯人逮捕に向けて、重要参考人の防犯カメラ画像を公開しました。
群馬・高崎硫酸事件1
最初の事件は、4月2日午後6時ごろ、JR高崎駅の駅ビル2階にある店舗で、買い物中の新潟県新発田市のパートの女性(44)が被害に遭いました。
女性は、右足ふくらはぎに痛みを感じていたほか、カーディガンやバッグの一部も溶けていました。
(高崎硫酸男の逮捕に向けて公開された画像)
群馬・高崎硫酸事件2
2件目の事件は、4月2日午後7時ごろ、最初の事件現場から約4キロ離れたショッピングセンターで発生しました。
1階で買い物をしていた群馬県藤岡市の女性会社員(23)が、左足のくるぶしの痛みに気付き、何者かに液体をかけられたことが原因とみて高崎署に届け出ました。
群馬県警は、液体を硫酸と特定し、連続傷害事件として捜査を開始しました。
群馬・高崎硫酸事件3
3件目の事件は、4月2日夜(判明したのは4月6日)、2件目と同じショッピングセンターで、同じ時間帯に発生していました。
ショッピングセンターで買い物をしていた群馬県玉村町の女子大生(21)のセーターに穴が開き、左足かかと付近が赤く腫れていました。
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群馬・高崎硫酸事件4
4件目の事件は、4月6日午後6時ごろ、群馬県警が重要参考人の男の画像を公開した直後、JR高崎駅の駅ビル内で発生しました。
群馬県渋川市の女性会社員(34)が何者かに液体のような物をかけられ、ストッキングが溶けて足が痛んでいるということです。
高崎硫酸男・逮捕直前?
公開された画像の男は、20~30代で、身長170センチほどとされていますが、「身長が高くてやせ形の人」という目撃情報もあります。
黒のジャケット・黒の丸首シャツ・ベージュのズボン・茶色の革靴を着用し、黒いバッグを持っているとされています。
画像には顔が割とはっきり写っているため、知人・顔見知りならば判別できるレベルでしょう。硫酸男が逮捕されるのは時間の問題と思われます。
まとめ
4人の被害者に共通しているのは、ふくらはぎ・くるぶし・かかと、といった具合に、全て足を狙われていることです。
画像に映った硫酸男の性的嗜好(足フェチ)だったのか、または失明などの重傷化を避けようとして低い位置を狙ったのか、男の供述を聞いてみたいと思います。
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