2015年4月11日、交通違反の取り締まりをしていた大阪府警の警察官が、軽ワゴン車にひき逃げされ死亡していた事件で、犯人と見られる男らが逮捕されました。
大阪警察官ひき逃げ事件
この事件は、3月12日、大阪市浪速区で交通取り締まりをしていた50歳の巡査部長(当時)が、停止を命じた軽ワゴン車にはねられ死亡したものです。
翌日には、犯行に使われたとみられるダイハツ「ムーヴラテ」が、大阪市平野区の駐車場に乗り捨てられているのが見つかりました。
しかし、当該車両は堺市内でレンタカーとして使用されており、借主である自動車修理会社は代車として又貸ししており、車の使用者とは連絡が取れなくなっていました。
(イメージ)
犯人逮捕!
4月11日、大阪府警はこの事件に関し、別の車のナンバープレートを盗んだとして、男ら2人を逮捕したと発表しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、車を運転していた無職の男(31)と助手席に同乗していた運送作業員の男(21)です。
また、この車に同乗していた知人の男(31)も別件(大麻取締法違反の疑い)で逮捕しているとのことです。
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ナンバー窃盗・殺人容疑も追及
逮捕された2人には、事件直後の3月12日午後4時半ごろ、大阪市東住吉区内のガレージで他人の車のナンバープレート2枚を盗んだ容疑がかけられています。
ひき逃げの発覚を防ぐため、盗んだナンバープレートに付け替えて逃走したという事でしょう。
実は、助手席の男は事件から2日後の3月14日には、窃盗容疑で逮捕されていましたが、ネタが上がらず別件(覚せい剤取締法違反)で勾留されていたようです。
運転していた男は逃走を続けており、大阪府警は逮捕状を取って行方を追っていましたが、この日、捜査本部がある浪速署に出頭してきました。
大阪府警は、警察官に対する殺人容疑でも追及する方針です。
まとめ
犯行グループ3人のうち、1人は覚せい剤、もう1人は大麻で捕まっており、ひき逃げしたきっかけも、大方、薬剤使用が関係しているのでしょう。
なおも残る疑問としては、軽ワゴン車を自動車修理会社から貸与されていた女性の存在でしょうか。
車を盗まれたのか、または薬の使用を知っていながら車を貸したのか?
後者であれば、4人目の逮捕者となります。
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