東京・足立区で、3歳の男児がうさぎ用ケージに監禁され死亡した事件で、31歳の父親と28歳の母親が逮捕されました。
報道で次々と明らかになる、この両親の数々の凶行をまとめたいと思います。
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◆凶行①:うさぎ用ケージに3歳男児を監禁
逮捕された両親は、当時3歳だった次男を、2012年12月~2013年3月3日の3ヶ月にわたり、うさぎ用のケージに監禁していました。
監禁した理由は「勝手にものを食べたり、投げたりして言うことを聞かなかった」ためであり、2~3日に1度の食事と、週に1度の入浴時以外は、ケージに入れていたという事です。
食事をあまり与えなかったのは「ケージが排せつ物で臭くならないように」という理由で、オムツは排せつ物でいっぱいになるまで替えてもらえなかったという事です。
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◆凶行②:3歳男児の口をタオルで巻き死亡
ケージは入り口が上部に来るように横倒しにされ、内側から開けられないよう「おもし」が置かれていました。
次男は、ケージが小さいためいつも体育座りで過ごし、おむつから漏れた排せつ物で汚れるのを防ぐため、冬場というのにズボンを履かせてもらえませんでした。
しかし3ヶ月間に及んだ地獄のような監禁生活は、両親の凶行により突然幕を閉じます。
2013年3月3日ごろ、「次男が夜、騒ぐ」という理由で、父親は次男の口にタオルを巻き、窒息死させたのです。タオルを口にまいたのはこの時だけだったとという事です。
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◆凶行③:遺体投棄、うさぎ用ケージは荒川で発見
両親は遺体を遺棄する事を考え、場所を探すために段ボールに入れ、車で山梨県内に運搬します。その後都内に戻り、荒川に投棄したとみられますが、父親は「荒川に遺棄していない。山梨に埋めた」と供述しています。
次男の遺体は見つかりませんが、荒川の中からケージと遺体を捨てる際に使ったとみられるスコップが見つかったため、警察は異例の逮捕に踏み切りました。
しかしながら、両親の供述には依然として曖昧な点が多く、遺体の発見により新たな事実が浮かび上がる可能性が秘められています。
◆まとめ~うさぎケージ監禁死事件~
事件発生から2年、事件が明るみに出てからも1年近く経過していますが、次男が死亡したという物的証拠が上がらず、事件はまだ闇を抱えています。
次男の遺体に何か秘密があるはずです。東京・足立に巣くう悪魔の夫婦が、依然として隠しているものは、一体何なのでしょうか?
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