東京・足立区で発生したうさぎケージ監禁事件は、報道を追うごとに加害者夫婦の異常性と残忍さが伝わってきます。
今回は、前回に引き続き、事件を起こした夫婦と犠牲者である子供たちについて、まとめたいと思います。
《前回時期はこちら!》
うさぎケージ事件の『家族』~悪魔の夫婦と7人の子羊・前編
◆長男
兄妹でナンバー2は、5歳(2014年10月時点)の長男です。
長女ほどではないにせよ、この長男くらいまでには愛情を注いでいたという情報があります。
◆次男
兄妹でナンバー3が、この事件で犠牲になった次男であり、生きていれば5歳くらいということで、長男と年齢が近接しています(?)
両親に言わせれば、「他の子供より言う事を聞かなかった」という理由により、うさぎ用のケージに約3ヶ月間閉じ込められ、ろくに食事も与えられず、非業の最期を遂げることとなりました。
両親は事件後、およそ100cmの人形を購入して、児童相談所の立ち入り検査を誤魔化そうとしています。
身長がそれくらいだったのだとしたら、3歳児の平均(96.9cm)より、少し大き目だったのかもしれません。
◆次女
兄弟の4番目は、4歳(2014年10月時点)の次女です。
次女は次男と共に虐待の被害にあっており、2014年3月から6月にかけ、父親に千葉県内のホテルなどで殴られたり、犬用の首輪をつけられたりするという虐待を受けています。
2014年6月に保護された当時、次女の体重は8キロでした。
4歳女子の平均体重は16.3㎏。
ちなみに、1歳平均の9.9㎏でさえ下回っており、十分な食事を与えられていなかった事を裏付けています。
◆三女
兄弟の5番目は、2歳(2014年10月時点)の三女です。
◆三男
兄弟の6番目は、1歳(2014年10月時点)の三男です。
◆性別不明
兄妹の7番目で一番下の子供は、生まれたばかりと見られ、性別は不明です。
◆まとめ
以上のように、問題の一家は子宝に恵まれていますが、「子宝」の目的には疑問を持たざるを得ません。
次男・次女を虐待し、長女以外は外食にも連れて行かなかった両親が、ハイペースで妊娠・出産を続けた理由は、児童手当や生活保護の児童養育加算と無関係ではないでしょう。
ただし、子供が成長することに伴い、児童手当が減額され、食費や教育費がかさみだすことを両親は計算していたのでしょうか?
もしかしたら今回の事件は、その計算が導きだした答えなのかもしれませんが…
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