2015年5月27日、トイプードルを虐待したなどとして、男らが書類送検されました。
◆トイプードル虐待
動物愛護法違反の疑いで書類送検されたのは、21歳の男と17歳と16歳の少年の計3人です。
事件の発端は、2015年2月、16歳の少年が女性になりすまし、21歳の男に対して、「犬の虐待動画を見たい」とメッセージを送信したことです。
21歳の男は女性に「嫌われたくなかった」ため、飼い犬のトイプードルの顔を蹴るなどして虐待した動画を少年に送り、動画は別の17歳の少年がYouTubeに投稿しました。
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◆トイプードル虐待男の罪と罰
21歳の男は、飼い犬のトイプードルの顔などを蹴り上げた動画を撮影しました。
さらに、トイプードルをつまみ上げて床に叩きつけたり放り投げたりし、プードルを床に寝そべらせ、その脇腹を数秒間にわたって踏みつけるなどの虐待を行った疑いが持たれています。
動物をみだりに殺したり傷つけたりする行為は、動物愛護法第44条に違反し、法定刑は2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科せられます。
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◆動画をYouTubeにアップした少年らの罪と罰
少年らはどうなるかというと、男をそそのかして犯罪を実行させているので、刑法第61条第1項の「教唆犯(きょうさはん)」となり、男と同じ刑が科されます。
また、他の少年を含む少年4人は、動物愛護団体の職員を装い「虐待動画を見た。犬を保護されたくなかったら4万円を支払え」などと、男から金をだまし取ろうとしました。
人を欺いて財物を交付させる行為は、刑法第246条の「詐欺罪」を構成し、法定刑は10年以下の懲役が科せられます。
詐欺罪は未遂も罰せられますが、未成年者には少年法が適用されるため、原則として、刑罰の代わりに家庭裁判所の保護処分が下されます。
◆まとめ〜トイプードル虐待事件〜
男は少年2人とはネット上でしか面識がなく、女性と思い込んでいたそうです。
女性に嫌われたくない気持ちは分かりますが、まともな女性は「犬の虐待動画を見たい」とは言ってきません。
男は21歳とまだ若いようなので、罪を償い、今度はまともな女性と巡り会える事を願っています。
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コメント
たった今、横浜水上警察署にトイプードル2匹のその後について問い合わせをしました。すると、「まぁ生きてはいますって。別の場所で。詳しく言えないって」と、名前も名乗らない最悪の男性担当者の対応でした。何度聞いても、めんどくさそうに話されます。横浜水上警察署は終わってます。悲しい。
情報ありがとうございます。
警察の対応もありますが、2匹が無事であったことは何よりです。