【愛知・刈谷】男子高校生を暴行し川で泳がせた少年3人の罪と罰

2015年6月6日、15歳の男子高校生を暴行し川で泳がせ、行方不明とさせた少年3人が逮捕されました。

◆愛知・刈谷暴行・行方不明事件

暴力行為等処罰法違反(集団暴行)の疑いで逮捕されたのは、刈谷市の高校生(16)、会社員(15)、中学生(14)の少年3人です。
少年らは、6月6日午後10時40分ごろ、刈谷市逢妻町の逢妻川の堤防道路で、15歳の男子高校生の顔を殴ったり腹を蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
少年らは暴行した後、「対岸まで行って帰ってきたら許してやる」などと言い、男子高校生は自分で靴を脱いでベルトを外し、川に入りましたが、その後行方不明になりました。

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◆男子高校生を暴行し川で泳がせた少年3人の罪と罰

少年3人は、15歳の男子高校生の顔を、代わるがわる殴ったり、腹を蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
集団で暴行をはたらく行為は、暴力行為等処罰法第1条に違反し、法定刑は3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。
暴力行為等処罰法とは、団体または多衆による集団的な暴行・脅迫・器物損壊などを特に重く処罰する法律です。
ただし、少年3人は未成年であるため、原則として少年法の適用を受け、裁判所の刑罰ではなく家庭裁判所の保護処分を受ける事となります。
またまた「ただし」ですが、少年らは3人とも14歳以上であり、事件が懲役刑以上の罪に当たるため、少年らの非行歴や再犯の可能性によっては検察官に逆送され、成人と同じ刑事手続きをとられる可能性があります。

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◆まとめ~愛知・刈谷暴行・行方不明事件~

男子高校生と少年らは遊び仲間で、男女関係のトラブルがあり、少年ら3人が男子高校生を呼び出したことが事件のきっかけでした。
現時点では男子高校生は見つかっておらず、時間が経過するごとに厳しい状況となってきます。
早く無事に見つかる事を願います。少年ら3人も、自らの罪名がより厳しいものとならないように、無事を祈っている事でしょう。
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