八千代町長・記者会見での弁明と女性側による主張の3つの相違点

茨城県八千代町の町長によるセクハラ疑惑が話題を呼んでいます。町長である大久保司氏が記者会見で語った内容と、女性側の主張には以下3つの相違点があるようです。

◆1.八千代町長は飲酒していた?

実は、八千代町長が歌謡ショーにおいて飲酒をしていたか?については、双方の主張は一致しており、飲酒はしていたとされています。
ただし、飲酒の量・内容については相違があり、町長側は「ビールしか飲まなかった、酔うほど飲んでいない」とし、女性側は「芋焼酎の“黒霧島”を飲んでいた」と主張しています。
なお、現場の写真ではビールに加えて焼酎なども来賓席に写っており、公開された映像では、八千代町長がビール以外の飲み物を飲むようすが見られました。

北川裕二さん(Amazonリンク)

◆2.セクハラ行為はあったのか?

八千代町長は会見で、「正午頃に(歌謡ショー会場に)入館し、施設理事長としてあいさつした。その後、来賓席に座り観客席には行っていない」と説明しています。
一方、被害女性側は、町長が女性の席に寄ってきて、隣に座り、セクハラ行為に及んだと主張しています。
町議会の議長は「その場にいたが、見ていない」と話しています。当日隣の席だったという八千代町議会の水垣正弘課長も「そのような行為を見ていない」と話しました。

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◆3.町長の人柄は?

八千代町内では、大久保氏による施政を評価する声が聞かれ、人柄についても「良い人」という評判です。
また、問題となった歌謡ショーで歌を披露した演歌歌手の北川裕二さんは、「とても良い町長だったと感じた」と話しました。
一方、町の人からは「町長は昔から女癖が悪かった」「酒の席で女性に触ることはよくあった」との声が聞かれました。
関係者からは「酒癖が悪いんじゃない、飲まなくてもそういうことをする人だ」との声も聞かれました。

◆まとめ~八千代町長セクハラ事件~

見てきたように、町長側と被害女性側の主張は、真っ向から対立しています。
しかし、大久保町長は、この8ヶ月後のイベントでも、女性演歌歌手の胸元におひねりを差し込む画像が抑えられており、明らかに分が悪いでしょう。
町長の御年77歳は「喜寿」にあたり、「あらたなる御世にあへるなりけり(新しい天皇の治世が見れる)」と言って喜ばれる年代です。
お元気なのは大変結構ですが、もう少しお行儀よくされてはいかがでしょうか?
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