2015年7月20日、横浜市南区のマンションで殺人事件が発生しました。
◆横浜南区・マンション殺人
被害にあったのは、横浜市南区のマンションに住む、41歳の女性です。
7月20日午後10時ごろ、女性の次男(16)が勤務先から帰ると、左胸に包丁が刺さった状態で女性が倒れていたということです。
次男が、「お母さんが刺されている」と110番通報したことにより、事件が明らかとなりました。
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◆41歳女性を刺した犯人の罪と罰
女性は、左胸から血を流し、ベッドの上で仰向けで死亡しているのが見つかりました。
警察によりますと、争った形跡や着衣の乱れはありませんでしたが、警察は女性が発見される直前に殺害された可能性が高いとみて捜査しています。
故意に人の生命を奪う行為は、刑法第199条の「殺人罪」を構成し、法定刑は死刑または無期もしくは5年以上の懲役となります。
5年以上といっても無期限ではなく、刑法第12条第1項により、最高刑は20年です。
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◆過去の類似した事件の判決
過去の類似した事件としては、2014年に山形県酒田市で発生した殺人事件が上げられます。
この事件で、当時18歳の無職の少年は、憎んでいた54歳の実父を包丁で複数回刺し、死亡させました。
山形地裁は公判で、「父親に殺されるほどの落ち度はなく、動機に酌むべき点は乏しい。いまだ事案の重大性に真摯に向き合っていない」と指摘しました。
判決は、少年法に基づく不定期刑としては最も重い、懲役5年以上10年以下の実刑を言い渡しました。
◆まとめ
被害者の女性は、次男に発見される直前に刺されたと見られています。
次男は発見後、「このままではいけないと思い、包丁を抜いた」と話しています。
何かザラザラとした予感がするのは私だけでしょうか?
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