【東京・江戸川】1歳女児を虐待死・行方不明中の伯父の罪と罰

2015年8月16日、東京・江戸川区のマンションで1歳の女の子が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

◆東京江戸川・1歳女児死亡

女の子は、8月16日午後8時ごろ、江戸川区のマンションの台所で倒れているのを、帰宅した13歳の姉に発見されました。
女の子は病院に運ばれましたが死亡が確認され、司法解剖の結果、強く揺さぶられることで脳が損傷する「乳幼児揺さぶられ症候群」の可能性があることがわかりました。
事件当時、女児の面倒を見ていた40代の伯父の行方がわからなくなっており、警視庁は何らかの事情を知っているとみて捜査しています。

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◆女児を死亡させた伯父の罪と罰

断定はできませんが、行方不明の伯父は女児を揺さぶり、脳を損傷させて死亡させた可能性があります。
故意に人の生命を奪う行為は、刑法第199条の「殺人罪」を構成し、法定刑は死刑または無期もしくは5年以上の懲役(20年以内)となります。
殺意が認められなければ、刑法第205条の「傷害致死罪」などが成立し、傷害致死の法定刑は3年以上の有期懲役(20年以内)となります。

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◆過去の類似した事件の判決

過去の類似した事件としては、2013年に埼玉県で発生した死亡事件が上げられます。
この事件で、当時40歳の父親は、生後1ヶ月の次男に強く揺さぶるなどの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪に問われました。
さいたま地裁は公判で、首が据わらない乳児を揺さぶり脳を損傷させるほどの激しい暴行は「幼い子に対する傷害致死事案の中でも(責任が)重い部類」と指摘しました。
判決は、懲役8年の求刑に対し、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

◆まとめ

犠牲となった女の子は、母親と姉と兄、そして行方不明中の40代伯父と5人で暮らしていました。
変則的な家族構成ですが、何か事情があったのでしょう。
母親の兄と思われる人物と、家族との間に一体何があったのでしょうか?
事件の謎を解くためには、まず伯父を確保することに全力を尽くす必要があります。
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