大阪・寝屋川の中学1年の男女が犠牲となった事件。
残念ながら最悪の結果を迎えてしまった少女の『家族』は、現在、どのような思いでいらっしゃるのでしょうか?
◆母親の仕事?
犠牲となった中1女子のお母さんは、しつけが厳しい方だったようです。
ひんぱんに子供たちを大声で怒鳴り、家を飛び出そうとした娘に
“行くんなら早く行きなさい!”
と追い打ちをかけ、鬼のように怒鳴ったこともありました。
また、娘たちが小学生のころは、子供が学校で怒られたり、友人とけんかしたりすると、お母さんがすぐ学校に抗議の電話をするため、先生たちも困っていたそうです。
その評判は地域に広まっており、近所の人からは
“あそこのお母さんは、育て方としては教育の『き』の字もなく、とにかく怒るという感じ”
と評価されています。
自分自身も怒られ続けていた中1の少女は、年頃の女の子としてお母さんに対してあまりいい感情を持っておらず、家にいたがらない感じもありました。
《被害者少年の「家族」に関する記事はこちら》
寝屋川中1男子の『家族』~母親のFBと職業?妹はかわいい?父親は?
そんなお母さんですが、実は朝から深夜まで働いて家計を支えていました。
事件のあった日も、深夜午前1時頃に娘がいないことに気づいていますが、遅くまで働いていたから仕方がない面もあるでしょう。
お母さんは、少女が家を出た翌々日の8月14日に警察に捜索願を出し、14日と16日に写真を提供するなど、懸命に問い合わせをしました。
しかし、運が悪いことに、女の子の外出時の服装を間違って伝えていたため、身元発見が遅れてしまいます。
お母さんが間違いに気づき、愛娘の遺体と対面するのは、8月18日の朝のことでした。
◆父親の職業?
中1女子のお母さんが家計を支えていたということから、母子家庭と思われがちですが、女の子にはお父さんもいます。
お父さんは家にいることが多かったと報道されており、職業は「専業主夫」という事になるのでしょう。
事件が発生した13日の朝6時半くらいに、少女はお父さんに電話をかけています。
夜の腕(かいな)に抱かれて眠ったものの、親が恋しくなったのでしょうか?
しかし、これが、父が娘の声を聴く最後の機会となってしまいました。
◆姉の友人とLINE?
中1女子は4人姉妹の末っ子で、現在は2つ年上の姉と両親と暮らしていました。
上の姉2人は、すでに独立して家を出ていたのでしょう。
事件があった13日未明には、この2つ年上の姉の友人とLINEでやりとりし、
“はよかえらんと”
“おこられんぞ”
と帰宅を促されています。
姉の友人も本当の家族のようですね、普段から仲良くしていたことがよく分かります。
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大阪中1殺人犯人の『家族』~娘の年齢?妻との出会い?父 母 妹の写真
◆まとめ
中1女子のお母さんは、娘が犠牲になった後、LINEで関係者に向けて
“○○(娘)はこうなったけど、○○(同級生の男子)はまだ見つかっていないから、みんな協力して”
と呼びかけていました。
残念ながら、その願いは叶いませんでしたが、2人は天国でも仲良く遊んでいるかもしれません。
犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます。
◇編集後記
寝屋川の事件から半年前、川崎で同じ中学校1年生が犠牲となる事件がありました。
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人はなぜ事件を起こすのでしょうか?
なぜ少年少女が犠牲となってしまうのでしょうか?
この本は、そんな人間の犯罪心理にスポットを当てた1冊となっています。
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