【大阪高槻殺人】犯人の余罪と前科~つきまとい・連れ去り・監禁

大阪で中学1年生の男女が犠牲となった事件で、犯人と思われる45歳の男「Y」が逮捕されました。
この男は、殺人と死体遺棄の罪に問われることとなると思いますが、この件以外にも罪を犯している可能性があることが分かりました。

◆罪1・つきまとい

最初の余罪は「つきまとい」です。
被害にあったのは、Yの自宅マンション近くで美容院とエステサロンを経営する、30歳の女性。
Yと思われる男による不審なつきまといは、2014年9月ごろから2015年6月ごろの間に、4~5回発生しました。
女性が最寄り駅から美容院まで向かう通り道を背後からつけられ、携帯電話の動画機能で後ろ姿を撮影されたこともあったという事です。
不審な男が声をかけることはありませんでしたが、つきまといを感づかれると、足早にYの住むマンションに逃げ込んでいきました。
寝屋川署の交番に相談してからは、男の姿を見ることはありませんでしたが、ニュースでYの顔を見て「あ! この人や」と、すぐに思ったそうです。

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◆罪2・連れ去り

2番目の余罪は「連れ去り」です。
被害にあったのは、Yが住むマンション横の公園で遊んでいた小学生の女で、不審な男によって約100メートルほど離れた場所にある雑居ビルのトイレに連れ込まれたという事です。
たまたまトイレに別の人間が入ってきたことで、女児は被害を受けることはありませんでした。
近辺では、男が小学生の女児をカッターナイフのような刃物で追いかけ回す事例も2件発生しています。
Yがこれらの不審な男とは断定できませんが、小学生の女児が話す「鼻が少し高くて目が一重。身長が160センチくらい」という特徴は、Yにも通じるものです。

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◆罪3・監禁

3番目は「監禁」の前科です。
Yは、2002年3月、寝屋川市の路上で男子中学生に「駅に行く道を教えてくれ」と話しかけて車に乗せ、車中で手錠をかけて監禁し、逮捕されました。
これ以外にも、複数の男子高校生らを粘着テープで縛って監禁し、再逮捕されていますが、被害者の中にはわいせつな行為をされた少年もいました。
前科とは書きましたが、この事件の時に「起訴」されたかどうかは定かではなく、起訴されていなければ厳密には「前科」とはならず、「逮捕歴」があるという事に留まります。

◆まとめ

2002年の事件は、一応刑事手続きが決着しており、今さら蒸し返す必要はないのかもしれません。
しかし、最近の「つきまとい」や「連れ去り」がYによるものだとすれば、生命を落としかねない危険なものでした。
危うく難を逃れた女性と女児。
一方で、犠牲となってしまった中学1年生の男女。
両者の運命に、一体、何の違いがあったというのでしょうか?
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