2015年9月4日、埼玉県朝霞市で、元タクシー運転手の男性が殺害された事件で、現職警察官が逮捕されました。
今回は、犯人と見られる埼玉県警巡査部長の「家族」について分析したいと思います。
◆本人
今回の事件で、犯人とされる警察官は31歳。 偶然ですが、船橋少女生き埋め事件の犯人と同姓同名です。
高卒で警察官になり、そんなに目立つタイプではありませんが、昇進もしており、一生懸命で優秀な人物と見られていました。
在籍通算13年4ヶ月のうち、捜査経験年数が8年6ヶ月あり、殺人や強盗などの凶悪事件を扱う捜査1課に配属されたこともあります。
現在は、JR武蔵浦和駅前の交番で勤務しており、2014年10月、今回の被害者男性の父が死亡した際、他の署員とともに、遺体を調べるため臨場していました。
一方で、過去に2回、処罰を受けていたことも判明しています。
しかし、今回の事件とは関係ないとして、具体的な処分内容や時期については明らかにされていません。
◆嫁
犯人とされる警察官の嫁も、妻も埼玉県警の警察官であり、2人は5年ほど前、職場結婚しました。
嫁の実家は、埼玉県川越市の川沿いにある名家であり、昔から指折りの資産家として知られています。
家には蔵があり、農家だった祖父が足を悪くしたため、所有する畑を近所の人に貸し出していました。
◆息子2人
犯人である夫妻に男の子が生まれたときは、「70年ぶりの跡継ぎだ」と言ってみんなで喜んでいました。
◆義父母
犯人とされる警察官は、犯行直前の9月初旬ごろ、庭で義父に指導を受けながらトラクターで畑を耕し、その様子を妻子が見ていたということです。
◆まとめ
見てきた通り、容疑者の家庭は裕福であり、金銭には困っていなかったと思われます。
しかし、今回の事件の被害者宅では、金庫が開いた状態となっており、強盗殺人の可能性も指摘されています。
一見裕福な名家で暮らす、正義の味方警察官に一体何があったのか?
捜査の進展に注目したいと思います。
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