女優の川島なお美さんが、胆管がんのため54歳の若さでお亡くなりになりました。
今回は、川島さんの在りし日をしのび、川島さんが出演した3つの代表作について、ご紹介したいと思います。
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川島なお美の『家族』～夫は略奪婚？姉と生き別れ？父母の画像
◆お笑いマンガ道場
川島なお美さんと言えば、ワイン好きのセレブな芸能人というイメージですが、意外にも出世作は「お笑いマンガ道場」。
1976年4月から1994年3月まで中京テレビで放送された、漫画バラエティ番組で、川島さんは三代目レギュラーとして活躍しました。
意外と言っては失礼ですが、絵が上手で、マンガの構成力に優れ、トーク力も高かったことから、大人から子供世代にまで人気を博しました。
自動車事故により惜しくも降板しましたが、番組の中では、最も人気のある女性レギュラーだったでしょう。
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◆イグアナの娘
「イグアナの娘」は、同名の短編マンガを、菅野美穂さん主演でテレビドラマ化された作品です。
自分の娘がなぜかイグアナに見えてしまい、愛することが出来なくて悩む母親を、川島なお美さんが演じ、話題となりました。
初回の視聴率が7.9％と不振であったにも関わらず、その後は着実に上昇を続け、最終回では同時間帯首位となる19.4％をたたき出しています。
これは、川島さんと菅野さんの好演によるものとも言えるでしょう。
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◆失楽園
川島なお美さんの、女優としての地位を不動のものとしたのは、「失楽園」ではないでしょうか？
知る人ぞ知る、渡辺淳一さん原作の恋愛小説であり、ドラマ版と映画版とが作成されましたが、川島さんはドラマ版で主演しています。
同作では、左遷された敏腕編集者と不倫を重ね、最期は心中を遂げる書道講師の役を、文字通り身体を張って演じ、話題となりました。
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◆まとめ
「失楽園」のラストシーンでは、川島なお美さん演じるヒロインが、愛する人と毒入りワインを口に含んで心中してしまいます。
何とも黙示的なシーン…ではないでしょうか？
川島なお美さんは、病に倒れてしまいましたが、「女優・川島なお美」の記憶は、永遠に私たちの心に残り続けるでしょう。
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