【愛媛・松山】中1男子に頭突き・ビンタ!男性教師の罪と罰

2015年12月10日、愛媛県の中学校で体罰事件が発生しました。



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◆中1男子に頭突き・ビンタ!

体罰事件を起こしたのは、愛媛県松山市の市立津田中学校に勤める、40代の男性教師です。
男性教師は、教室で友人とふざけていた中1男子生徒の頬をつかんだ状態でトイレに連れて行きました。
教師はトイレの鍵を閉めると、約20回にわたり、ビンタや頭突きなどの暴行を加えたということです。
「殺してやろうか。耳を聞こえんようにしてやろうか」などと言葉を浴びせ、暴行は約20分にわたり続けられました。
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《イメージ画像》

◆男性教師の罪と罰

男子生徒は、顔面打撲や頭部打撲で、2週間の治療が必要だと診断されました。
警察は、男性教師から事情を聞くなど、傷害の疑いもあるとして調べています。
他人に暴力を振るい怪我を負わせる行為は、刑法第204条の「傷害罪」を構成し、法定刑は15年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
また、中学校は、暴行の当日に松山市の教育委員会に報告しています。
男性教師には、停職や減給など、何らかの懲戒処分が検討されることとなるでしょう。



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◆なぜ、暴行に及んだのか?

問題が起こった中学校の校長は、「普段より職員に対して、こういった事案を引き起こさないよう指導してきた」と話しています。
なぜ、男性教師は、暴行に及んだのでしょうか?
男性教師は、生徒の母親に対し、次のように釈明しています。
「僕は(男性生徒が)大好きです」
「これまでの半年の人間関係があると思っとったんで、甘えとったんですよ。すいません」
「男同士であったりとか勝手に思ってた。申し訳ありません」
人間関係があったから、体罰に及んだということなのでしょうか?
生徒の「悪ふざけ」がどの程度だったのか分かりませんが、人間関係があったのならば、そこまでひどい「悪ふざけ」はなかった事でしょう。

◆まとめ

個人的には、体罰は時として必要だと思っています。
生徒の母親も当初は、ふざけていた息子が悪いため、1発2発たたくのは問題無いと思ったそうです。
しかし、「鍵を閉めて」「20分間」「殺してやろうか」など、もはや体罰と言えるレベルではありません。
体罰の仮面をかぶった暴力事件には、身内が下す懲戒処分などではなく、司法の裁きで対応するしかありません。



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