行方不明となっていたフリージャーナリスト・安田純平さんですが、シリアで拘束されている現在の映像が公開されました。
今回は、2016年現在までの経緯を、時系列にまとめたいと思います。
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◆1974年3月16日
出生。埼玉県入間市出身。
◆1989年4月
埼玉県立川越高等学校(偏差値69)に入学。
◆1992年~93年
一橋大学社会学部(偏差値70)に入学。
◆1997年
信濃毎日新聞に入社し、松本本社に配属。
◆2002年
3月、休暇をとりアフガニスタン取材。
4月、文化部へ異動。
12月、休暇をとりイラク取材。
◆2003年
1月、信濃毎日新聞社を退社、フリーに転身。
2月中旬からイラクを取材。
一時出国するも開戦直後に偽造「人間の盾」ビザで再入国。
ホテルに泊まって勝手に取材するつもりがイラク軍に拘束され、観念してバグダッド南部のドーラ浄水場に入る。
その後もイラク警察などに数回拘束されるが、フセイン政権崩壊後まで滞在し、中部ナジャフなどを取材して帰国。
10月、イラクを取材。バグダッドを中心にクルド人地域、サマワなどを取材。
(イメージ画像)
◆2004年
3月からイラクを取材。主にバグダッドに滞在。
4月14日、バグダッド西方アブグレイブで地元住民の自警団にスパイ容疑で拘束される。
同17日解放。
◆2005年
1月、スマトラ沖地震・津波で甚大な被害を受けたインドネシア・アチェ州を取材。
2月、アチェ州で、インドネシア軍の軍事作戦に苦しむ津波被害者らを取材。
7月、ヨルダン、シリアでイラク関連取材。
10月、イラク北部を取材。
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◆2007年
2~5月、クウェートでイラク戦争民営化取材のため労働者になるために就職活動。
5~12月、イラク中南部ディワニヤのイラク軍訓練基地建設現場で料理人をしながら取材。
12月~翌年1月、イラクの首都バグダッド・インターナショナルゾーン内の民間軍事会社事務所で料理人をしながら取材。
◆2008年
10~12月、戦場出稼ぎ労働者の実情でインド、ネパールで取材。
◆2009年
歌手のmyu(松村由美)さんと結婚。
◆2015年
6月、紹介されたガイドとともにシリアに向かったまま、行方不明に。
12月22日、国境なき記者団が「シリアの武装勢力に拘束されており、早期解決を望んでいる」という内容の声明を出したが、28日、「確認が不十分だった」として、声明を撤回。
◆2016年(現在)
3月16日、メッセージを発信。
「わたしは、ヤスダジュンペイです。きょうはわたしの誕生日、3月16日です。彼らは、わたしが言いたいことを自由に言ってよいとしている。わたしはこれで、全ての人にメッセージを送る」
「(家族に向けて)愛している。いつもあなたのことを思っている。会いたい、話したい、だけどもうできない。どうか体に気を付けて」
「私の国に対して言いたい。暗い部屋で痛みに苦しんでいる時、誰も反応せず、存在を感じない」
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