◆大切畑ダムが決壊の恐れ
2016年4月16日、午前1時25分ごろ、熊本県でマグニチュード7.3の大きな地震が発生しました。
この地震の影響で、熊本県西原村にある「大切畑ダム」の堤防から、大量に水があふれた模様です。
午前4時ごろ、警察には「大切畑ダムが決壊しそうだ」という110番通報が相次いでいます。
西原村は、鳥子川流域およそ300世帯の800人に避難指示を出しました。
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◆大切畑ダムとは
大切畑ダムとは、約150年前の安政2年8月、布田手永の惣庄屋(そうしょうや)・矢野甚兵衛の手によって築堤された、農業のため池です。
ダム周辺には散歩道が設置され、湖畔を一周することができます。
展望休息所や展望所もあり、ダム周辺に植樹された約80本の桜が、春には見頃となります。
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◆決壊恐れのある現在の画像
国土交通省の熊本河川事務所によりますと、下流の水位が上がっていて、ダムの水が漏れている可能性があるということです。
現在の大切畑ダムの画像はこちら。
《引用元・かんぱちさんTwitter》
◆まとめ
「大切畑ダムは決壊のおそれはない」という報道もありますが、大量の漏水が確認されており危険です。
16日夕方からは雨が降ると予想されるため、一層、水量が増加する可能性があります。
これ以上、被害が拡大しないことを願っています。
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