横浜死亡事故・小1男児の『家族』~父親・母親・祖父・祖母…

蜉蝣WORKS

2016年10月28日、横浜市港南区で、集団登校の列に軽トラックが突っ込み、児童が死亡しました。

亡くなった児童の『家族』は、この事故をどうとらえているのでしょうか?

◆死亡した小1男児

この事故で犠牲となったのは、横浜市立桜岡小1年の6歳の男児です。

男児は、28日午前8時ごろ、横浜市港南区大久保の市道を、他の児童と集団登校をしていて事故に巻き込まれました。

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《事故現場の画像》

この事故では、3年生と5年生の2人が重傷を負い、ほかに1年生と3年生の2人もけがをしています。

◆母親

近所に住む60代の女性は、

ベランダで洗濯をしていたら、ドーンというものすごい音がした

と話しています。

この女性が驚いて通りに出ると、子どもたち数人が倒れ、母親とみられる女性が泣き叫びながら、子どもの名前を呼んでいたそうです…

◆祖母

亡くなった男児の63歳の祖母は、

とにかく優しい子で、自慢の孫。亡くなったことを受け入れることができません…

と、涙ながらに語りました。

運動会で一番になるから、靴を買って!

男児にそうせがまれて、祖母は、この秋、靴を買ってあげたそうです。

事故の前日は、男児の小学校の運動会でした。

◆祖父

事故前日の運動会、男児の祖父は運動会を見に行けませんでした。

男児は運動会の後、祖父のために新しい靴を履いて、

運動会で頑張ったよ!

と元気に報告に来たそうです。

一緒に夕ご飯を食べながら、

今年は一番になれなかったけど、来年は一等になるから!

と、祖父のひざ元で話していました。

しかし、来年の運動会に出ることは、もうありません。

◆父親

男児の父親は、弁護士を通じ、

今回、大変急なことで、言葉もありません。捜査の進展を待ちたいと思います。

とコメントを出しました。

男児への思い、加害者への怒り…

本当は、語りたいことはたくさんあるのでしょう。

しかし、ショックが大き過ぎると、言葉が出なくなるものかもしれません。

◆まとめ

今回の事故で、加害者となったのは、87歳の男性でした。

男性は、警察に調べに対し、

どうやって現場まで行ったのか、よく覚えていない

と話しているということです。

男性は、免許証の更新時、認知症の検査をクリアしていました。

今後、高齢者の運転に対し、制度を考え直すこととなるでしょう。

亡くなった児童のご冥福をお祈り申し上げます。

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