2016年4月、生後2か月の孫に暴行して死亡させていたとして、祖母が逮捕されました。
今回は、この家族にスポットを当て、事件の背景を探ります。
◆66歳祖母
2016年12月6日、傷害致死容疑で逮捕されたのは、66歳になる女児の祖母です。
祖母は2016年の4月、大阪市東淀川区内の娘の自宅で、生後2ヶ月の孫に何らかの暴行を加え、頭部に怪我を負わせました。
その後、孫は7月に死亡しています。
逮捕される前、祖母はメディアの取材に答えています。
私たちは本当に何もしていない。ただ寝かしただけなのに…あんな状態になった。それが(なぜ孫が死亡したのか)わからない
(揺さぶったのでは?)いやいやそんなん、赤ちゃんをそんなことしたらだめでしょう
(虐待していないか?)そんなんとんでもないです。抵抗できない赤ちゃんをどうせいっていうの?
◆生後2ヶ月の女児
今回の事件で犠牲となったのは、生後2ヶ月の女の子です。
女児は、4月6日、祖母に預けられている時に頭部に怪我を負い、7月23日、脳に重い障害を負ったことによる心停止で亡くなりました。
女児には、頭部に衝撃を受けた際にみられる眼底出血などがあり、鑑定をした複数の医師は
乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)
で死亡したとの見解を示しています。
◆女児の母親
犠牲となった女児の母親は、36歳。
この日は、1時間半〜2時間ほど、自分の母親である祖母に娘の面倒を依頼していました。
自分の娘が、自分の母親に手にかけられたショックは、想像を絶するものがあるでしょう。
◆女児の父親
女児の父親の情報はありませんが、女児は両親と暮らしていたという事です。
◆女児の姉
犠牲となった女児には、2歳になる姉がいます。
事件があった日は、姉も一緒に預けられていましたが、幸いにも姉は無事でした。
祖母は、逮捕容疑を否認し、
姉の相手をしており、何も気づかなかった…
と説明しているとの事です。
◆まとめ
目に入れても痛くないほど可愛いはずの孫を、手にかける66歳の祖母。
事件の闇の深さを感じます。
これから祖母は、警察や法廷で、何を思い、何を語り出すのでしょうか?
女児のご冥福をお祈り申し上げます。
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