2016年12月4日から、フランスに留学中の女子大生が行方不明となっていることが分かりました。
もう少し、この事件を深掘りしてみたいと思います。
◆21歳女子大生
行方不明となっているのは、21歳の日本人女子大生です。
現在、筑波大学に在学しており、2014年に入学していることから、3年生くらいになるのでしょう。
2016年9月からは、フランス東部・ブザンソンにある、フランシュ・コンテ大学付属の応用語学センターに留学。
フランス語を習得したあとは、大学の文学部で学ぶ予定だったということです。
Facebookには、
ピュアな姿勢で、世界を見ていきたい…
とあり、高い意識を持った女性です。
女子大生が最後に目撃されたのは、12月4日。
ブザンソンのレストランで、20代の男と、食事をとっていました。
この男は、黒崎さんと同じ大学に通っていて、日本人でもフランス人でもないということですが、現在、フランスから出国しています。
◆実家
行方不明の女子大生のFacebookを拝見すると、
「東京都江戸川区出身」
となっていることから、実家は江戸川区にあるのでしょう。
高校は、東京・目黒区にある「都立国際高校」です。
同校は、都立高校としては唯一、国際学科を設置しており、入試は英語で行われるなど、極めてハイレベル。
2016年入試では、出願倍率4.70倍となっており、偏差値70を超える難関校となっています。
◆両親
日本の外務省は、女子大生の家族と連絡を取り合いながら、現地の大使館などを通じて、情報の収集を急いでいます。
この報道からすれば、ご両親は、まだ日本にいらっしゃるのでしょう。
一刻も早く現地に飛びたい気持ちがあると思いますが、闇雲に行動はできません。
◆妹がいる?
女子大生のFacebook上の友達には、名字と、名前の1文字が共通する女性がいます。
おそらく、女子大生の妹さんでしょう。
ダンスが得意のようで、楽しそうに踊る体育館には、都立国際高校の校章が見えます。
大勢の外国人と映る写真もあり、妹さんは、お姉さんと同じ道を歩んでいたのでしょう。
しかし、今回の事件は、妹さんの将来にも大きな影響を与えてしまいました。
◆まとめ
行方不明の女子大生が留学していたブザンソンの街は、レ・ミゼラブルを執筆した文豪、ビクトル・ユーゴーを輩出した町です。
レ・ミゼラブルは、幼い少女を連れた男が、追手から逃亡する物語。
よもや、フランスから出国した男は、レ・ミゼラブルを気取っている訳ではないでしょう。
女子大生の無事を祈りたいと思います。
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