こんにちは「脱力系」サラリーマンのカゲロウです。
少子化が問題になってるね。
5月5日はこどもの日だったから、子供の人口のニュースがたくさん流れていたよ。
◆合計特殊出生率
少子化のニュースで必ずでてくるデータが「合計特殊出生率(ごうけいとくしゅしゅっしょうりつ」。
一人の女性が一生に生む子供の数を示す数字らしい。
日本は1.42(2014年)だから、日本人女性は平均して1.42人の子供を生むんだろうね。
この数値、フランスは1.98、アメリカは1.86だから、なるほど日本は低いというわけだ。
意外なのは、タイ1.40、シンガポール1.25、台湾1.17と、アジア勢が低いこと。
少子化は日本だけの悩みじゃないということだよね。
◆現在の少子化対策では全然ダメ
日本政府も、一応は少子化に歯止めをかけようと、色んな政策を打ち出している…ように見える。
少子化担当大臣まで置いてね。
でも、少子化大臣の名前を言える人が、日本にどれくらいいるんだろう?
少子化に歯止めをかける政策を、何人の日本人が知っているのだろう?
どうも現在の政策は、少子化対策=保育所の充実となっているような気がする。
子供がいても働きたいママを応援するという、耳触りの良い、美しい政策だよね。
でもハッキリ言って、全然ダメ。
保育所を充実しても、効果はほとんどないでしょ。
だって、第2子、第3子に躊躇(ちゅうちょ)するママは、預け先がないことが最大の理由ではない。
子供にかかる教育費や医療費が不安で、経済的に不安というのが根本にあるんだ。
小泉進次郎議員が「こども保険」を掲げているが、これなんかは「お金」をテーマにしているからだいぶいいと思う。
さすがは人気者の進次郎さん、目のつけどころがシャープだよね。
◆成果が出そうな少子化対策
でも、それよりも成果が出そうな少子化対策を思いついたから書いとくね。
それはズバリ
「国政選挙の投票の義務化」
なんだそりゃ?って思うかもしれないけど、これは多分、少子化対策の切り札となるだろう。
だって、考えてほしい。
今の自民党議員なんかが考える政策って、中高年に優しいって思わない?
当たり前だよ、だって中高年の方が投票率が高いから。
総務省の統計によると、20歳代の衆院選の投票率は32.58%に対し、50歳代は60.07%。
60歳代がピークで、68.28%にのぼるんだ。
国会議員ってのは、選挙に当選するのが重要なファクターだから、そりゃあ60歳代向けの政策を唱えるよ。
わたしだってそうする。
この構造を変えるためには、若い世代の意識改革が必要だけど、意識が変わるのを待っている間にも人口はどんどん減っていく。
だから投票を義務化しちゃえば、若者も選挙に行くようになる。
国会議員は中高年に偏向した予算を、若い世代に振り向けるようになる、って寸法だ。
◆まとめ
どうです、安部ソーリ、良い考えだと思わない?
乱暴な提案に聞こえるかもしれないけど、オーストラリアでは1924年から投票が義務化され、投票率は90%を超えているらしい。
オーストラリアの細かいことは知らないが、きっと、若者向けの政策も充実しているだろう、日本よりはね。
ターンブル首相に聞いてみてはいかがでしょう?
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