幼い子どもに車を運転させる動画がインスタグラムに投稿され、話題となっています。
警察は、道路交通法違反の疑いもあるとみて、詳しく調べています。
◆茨城古河・子供が運転する動画
問題となっている動画は、茨城県古河(こが)市、JR古河駅前の道路で撮影されたと見られる40秒の動画です。
父親と見られる男性が、車の運転席で子供をひざに乗せ、さらにハンドルとウィンカー操作を子供にさせていました。
風景から考えると、少なくとも距離にして90mくらいは、この状態で公道を走ったと見られています。
古河警察署は動画を把握しており、道路交通法違反の疑いで捜査しています。
◆長髪・赤いニット帽にピアスの父親
子供に運転をさせている父親は、30代くらいでしょうか。
長髪に赤いニット帽をかぶり、ヒゲを生やし、耳にはピアス、左手にはタトゥーをしています。
ニット帽は「フェラーリ」のエンブレムが入っていますが、車はホンダ車のようですね(>_<)
切れ 切れ いっぱい切れ
そう、もう一回右に元に戻し
と、熱心な指導ぶりが撮影されていますが、
ぶつかっちゃう ぶつかっちゃう!
と、父親が叫ぶ危ないシーンもあります(~_~;)
◆運転する男の子
幼いながら見事にハンドルをさばいている男の子は、小学校低学年くらいでしょうか。
黒いTシャツを着ており、未知の体験に心はずんでいるのでしょう、表情は明るいです。
めっちゃ警察いそうじゃん
と話していますから、悪いことをしていることは分かっているようですね(>_<)
◆母親が助手席から撮影?
この動画は、助手席側から撮影されており、どう考えてももう一人同乗者がいるようです。
普通に考えれば、母親が助手席から撮影しているのでしょう。
ちなみに、インスタへ投稿したのは父親の仕業みたいです。
◆まとめ
問題の動画を見た町の人は、
遊園地かなんかでやってるんじゃないの?
と、にわかには信じられない様子でした。
2017年5月には、大阪・門真市で、通学路となっている住宅地を猛スピードで走った19歳の少年らが殺人未遂の疑いで逮捕。
同じく横浜市では、走行中の車のボンネットに男性が乗っている動画が投稿され、警察が捜査をしています。
まずいけないのは、子供に車を運転させ、歩行者や対向車を危険な目にあわせること。
そして信じられないのが、その様子を撮影してSNSに投稿することです。
今回のような事件は、SNS社会が生み出した「必要悪」なのでしょうか?
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