2017年7月16日、神戸市北区で3人が死亡する殺人事件が発生しました。
この家に住む家族に、一体何があったのでしょうか?
◆神戸北区・83歳高齢夫婦(祖父母)殺人事件
事件は7月16日の早朝、神戸市北区有野町有野の住宅で発生しました。
午前6時20分ごろ、
刃物で刺された。助けて
と110番通報してきたのは、犠牲となった83歳の妻。
兵庫県警有馬署員らが駆け付けたところ、ともに83歳の夫婦が2人とも死亡していました。
亡くなった夫婦を知る近所の71歳の男性は
とても温厚で優しい人でした。3日ほど前にも自分たちで作ったという野菜を持ってきてくれたので信じられない。ショックです
と話しています。
◆52歳の娘(母親)
さらに、老夫婦の娘に当たる52歳の女性も負傷。
52歳の娘は、署員に対し
息子がやった
と説明しました。
◆犯人は26歳の孫(息子)
兵庫県警が付近を捜索したところ、近くの神社で26歳の息子が、血のついた刃物(刃渡り約16センチ)と金属バットを持っているのを発見。
銃刀法違反の疑いで、現行犯逮捕しました。
26歳の息子は、
攻撃するために持っていた
と容疑を認めており、県警は殺人容疑で調べる方針です。
神戸電子専門学校の生徒に、同姓同名の男性がいたようです。
非常に珍しい名前であるのと、神戸地区である点、年齢的にも同一人物とみて差し支えないでしょう。
◆父親は?
この事件で、父親は被害者として登場していません。
時間的に早朝であるため、仕事に行っていたというのも考えにくいでしょう。
しかし、老夫婦と娘(息子の母親)は名字が異なるため、娘は現在結婚している、または以前結婚していたと考えられます。
父親が事件のキーマンとなる可能性もあるかもしれません。
【追記】
犠牲となった祖母が、
結婚した娘(犯人の母親)が孫を連れて帰ってきて、一緒に暮らしている
と、近所の主婦にうれしそうに話したことがあるそうです。
父親は離婚か死別により、離れて暮らすことになったのでしょう。
◆まとめ
この事件では、犠牲となった祖父母と母親以外に、近所の78歳の女性も死亡が確認され、別の65歳の女性も病院で治療を受けています。
近所の女性たちは、逃走する息子の視界に入り、通り魔的に襲われたのでしょうか?
凄惨な事件の現場となったのは、神戸市郊外の神戸電鉄、岡場駅から700メートルほどの住宅地です。
近くに住む70代の女性は、
午前6時ごろに外に出て行ったところ、女性が倒れているのを見た。本当に怖かった
と話しています。
加害者と被害者を生み出した家族に、一体何があったのか?
近所の女性たちは、どうして襲われなければならなかったのか?
事件の全貌は、これから明らかになっていくことでしょう。
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