2017年12月9日、福井県越前市で、幼い男児が行方不明となる事件が発生しました。
わずか3歳の男の子の身に、一体、何があったのでしょうか?
◆福井越前・行方不明事件
行方不明事件が発生したのは、12月9日(土)午後2時ごろのことでした。
発生した場所は、福井県越前市上太田町付近の駐車場です。
県警や消防などは約150人の態勢で、子供の行方を捜しています。
駐車場から約10メートル離れたところには、幅約5メートルの吉野瀬川があります。
フェンスなどはなく、前日の雨で増水していたこともあり、警察は、吉野瀬川流域も捜索しています。
◆30歳の父親
子供が行方不明となった場所は、父親の勤務する会社の近くでした。
父親は車をとめ、子供を車に残したまま会社の建物に入り、約10分間後に戻った時には、子供の姿がありませんでした。
車はエンジンをかけたままで、無施錠だったということです。
車種は、トヨタ『アルファード』か『ヴェルファイア』のハイブリッドモデルのようですね。
父親は直後に110番通報し、署員らが付近を捜したが発見できていません。
◆行方不明3歳男児
行方不明となったのは、3歳の男の子です。
男児は、行方不明となる直前は助手席に座り、スマートフォンでアニメを観ていました。
そして父親が戻った時、男児は忽然と姿を消します。
装着していたシートベルトは架かった状態にあり、スマートフォンは助手席に置いてありました。
もともと、チャイルドシートは取り付けていなかったそうです。
男児は身長約100センチ、緑色のフード付きジャンパー、カーキ色のズボン、灰色のシューズを身につけています。
◆母親のtwitter
子供の母親は、報道には出てきていませんが、ネイルとドラマが好きで、共働きで頑張っているお母さんです。
2017年10月に第2子が生まれたばかりのようですね。
母親のtwitterを拝見すると、
“○○(男児の名前)が行方不明になりました
助けてください
お願いします
昨日の2時ごろ、旦那と出かけて
越前市上太田町で姿が見えなくなりました”
とあり、可愛い盛りの我が子に襲った悲劇が伝わってきます。
◆祖父の叫び
行方不明になっている男児の父方の祖父は57歳。
事件を受けて、
“私にとっては初孫。見つからないのは本当につらい。一刻も早く無事に発見されてほしい”
と胸中を語りました。
母方の祖父(54)もメディアの取材に応じ、
“孫は、外出するとき両親にいつもくっついて離れない子です。どこかの住宅の物置や軒下に座っているんじゃないかと心配しています。一生懸命捜しているので、どうか協力してほしいです”
と話しています。
母方の祖父と、男児の家族の名字が同じなので、父親は婿養子に入っているのでしょう。
◆まとめ
警察は、男児が川に転落した可能性が大きいと見ているように感じます。
しかし、祖父が言うように、どこかに隠れているだけかもしれないのです。
2016年6月、北海道で行方不明となっていた7歳の男児は、大方の予想を裏切って、6日後に無事、生還しました。
希望を捨てないで、吉報を待ちたいと思います。
コメント