2018年5月7日、新潟市内の線路内で、小学生の女児が死亡する事故が起きました。
しかし、警察の調べによると、殺人事件の可能性があるとのこと。
一体、女児の身に何があったのでしょうか?
◆新潟・JR越後線殺人事件
事件は5月7日午後10時半ごろ、新潟市西区のJR越後線・青山-小針間の線路内で発生しました。
新発田発・内野行き普通電車を走らせていた運転士が、線路に横たわっている女児を発見し、急ブレーキをかけましたが間に合いませんでした。
検視結果や現場の状況などから、女児ははねられる前にすでに死亡していた疑いがあるという事です。
現場はJR小針駅から北東に約500メートルの住宅街。
線路の脇には人が立ち入るのを防ぐための金属製の柵(さく)が設置されていますが、柵と柵の間には隙間があり、人が通り抜けることはできるということです。
この事故で上下線計7本が運休・遅延し、約1400人に影響が出ましたが、乗客約170人にけがはありませんでした。
◆被害者は小学校2年生の女児
現場近くでは、茶色っぽいランドセルが見つかりました。
新潟西警察署には同日午後5時ごろ、小学2年生の女児(7歳)が帰ってこないと通報があっており、死亡したのはこの女児であることが分かっています。
女児は『新潟市立小針小学校』の生徒で、事件現場は小学校から500メートルほどしか離れていません。
新潟市の教育委員会は、市内にあるすべての小中学校162校に対し、児童や生徒を集団下校させるよう指示しました。
◆父親・母親・兄弟は…?
女児の不明について、
“午後3時すぎに学校を出たはずの娘が帰ってこない”
と警察に届けていたのは、女児の母親でした。
父親の情報はありませんが、その心中は察するに余りあります。
女児にはお兄ちゃんもいました。
お兄ちゃんとは、一緒にサッカーボールでよく遊んでいたそうです。
近所の人によると、とても仲の良い家族であったということです。
◆まとめ
新潟県警は、5月8日午後にも殺人事件を視野に捜査本部を設置し、捜査を進める方針です。
年端もいかない女の子に手をかけた悪魔を、野放しにする事は出来ません
警察の奮闘に期待したいと思います。
亡くなった女の子のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
◇編集後記
今回の痛ましい事件で、小学生くらいのお子さんがいる親御さんは心配になったことでしょう。
“防犯ブザーは持たせているけど、他に方法はないか…?”
そうお考えの方、こちらは如何でしょう?
単純ですが、登下校時は名札を裏返すことによって、変質者に名前を知られるリスクがなくなります。
残念ながら安全の特効薬はなく、小さいことの積み重ねが大切だと思います。
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