2018年5月7日、新潟市で小学校2年生の女児が犠牲となる殺人事件が発生しました。
犯人はどういう人間なのでしょうか?
家族構成から考察したいと思います。
◆新潟女児殺人事件
この事件は新潟市内で小学校2年生の女児が、学校の帰りがけに行方不明となったものです。
夕方から警察が100人体制で捜索しましたが、発見できず。
午後10時半ごろ、女児は電車にひかれた状態で発見され、その後死亡が確認されました。
その後の警察の調べにより、女児の死因は窒息死という事が分かり、殺人事件として捜査されてきました。
◆犯人の妻や子供は?母親は泣いている…
事件から1週間後の5月14日に逮捕された犯人は、23歳の会社員でした。
年齢的には、妻や子供はいない可能性の方が高いでしょうか。
そんな犯人の男にも、家族はあります。
犯人の自宅を新聞記者が訪ねると、母親とみられる女性が玄関のドア越しに、
“今は仕事だと思うんですけど……”
と消え入るような声で答えました。
母親は息子の凶行を知り、泣いているに違いありません。
また犯人は「3人兄弟の真ん中」ということなので、兄と弟がいることになります。
◆類似事件の犯人の家族構成
女児を殺害するような犯人の家族構成には、何か特徴があるのでしょうか。
類似した事件の犯人の家族環境を見ていきます。
(1)千葉小3女児殺人事件
2017年に発生したこの事件の犯人は、当時46歳のバツ3の男でした。
最初の妻は16歳くらいで、子供も設けましたが離婚。
続いて結婚した妻も、可愛らしい幼いタイプの女性だったそうで、やはり幼い女性が好きだったのでしょう。
3人目の妻は中国人女性。
その女性との間に生まれた子供の一人は、犠牲となった女児と同じ小学校の同級生でした。
犯人の父親は資産家でしたが、事件の時には母親と共に、すでに亡くなっていました。
犯人には姉もいましたが、姉も若くして亡くなっていたということです。
(2)奈良小1女児殺人事件
2004年に発生したこの事件の犯人は、当時36歳の独身男。
犯人の自宅からは、それ系のビデオ80~100本や雑誌、そして盗んだと見られる女児の様々な衣類が約80枚が発見されるなど、完全な小児性愛者でした。
犯人は、幼少時から父親に暴力を振るわれていたそうです。
そして、暴力を制止していた母親は、犯人が10歳の時に難産のために亡くなっています。
この時に生まれた弟には脳性まひが残り、家族は弟に付きっきりになっていたそうです。
◆まとめ
上記2つの事件に共通する犯人像は「孤独」。
そして、孤独の寂しさを幼い女児に求めていったというおぞましさも共通しています。
今回、逮捕された犯人も、遺体を線路に遺棄している点が、
“30歳前後の小児愛の男に見られる特徴”
だと言われていました。
新潟の犯人は、どのような「孤独」を抱えていたのでしょうか?
◇編集後記
今回の痛ましい事件で、小学生くらいのお子さんがいる親御さんは心配になったでしょう。
“防犯ブザーは持たせているけど、他に方法はないか…?”
そうお考えの方、こちらは如何でしょう?
単純ですが、登下校時は名札を裏返すことによって、変質者に名前を知られるリスクがなくなります。
残念ながら安全の特効薬はなく、小さいことの積み重ねが大切だと思います。
コメント
[…] 新潟女児殺人事件・犯人の『家族』~妻と子供、母親が泣いている… […]
家族〇せや❗名前出せや
コメントありがとうございます。
(一部修正させていただきました)
たしかに、犯人の所業は許しがたいものがあります。
余罪もあるようなので、厳しい刑が下されることでしょう。