新幹線殺傷事件 被害者の『家族』~38歳会社員男性、妻や子供は…?

蜉蝣WORKS

2018年6月9日、東海道新幹線内で発生した殺傷事件。

犠牲となった被害者男性には、どのような背景があったのでしょうか?

◆東海道新幹線殺傷事件

この事件は6月9日の午後9時45分ごろ、東京発新大阪行きの「のぞみ」265号車内で発生しました。

12号車の後ろから3列目、2人掛けシートの通路側に乗車していた男が、突然、隣の窓側座席に座っていた女性を切り付けます。

そして、通路を挟んで反対側に座っていたもう1人の女性にも刃物で襲いかかりました。

この時、犯人の男から2列後ろの最後尾に座っていた30代の男性が止めに入り、犯人ともみ合った末、首を切られ死亡。

新幹線は緊急停車し、小田原駅で乗り込んできた警察が犯人を確保します。

犯人は警察が来た時もまだ、被害者男性の上にまたがっていたそうです。

最初に襲われた20代の女性2人は、ともに軽傷で助かっています。

◆38歳会社員男性の妻や子供は…?

男性の遺体には、致命傷とみられる首の深い傷以外に、胸部から鎖骨付近に鉈(なた)のような刃物でめった切りにされたとみられる数十カ所の傷跡がありました。

男性は、兵庫県尼崎市潮江のマンションに住む、38歳の会社員でした。

男性は大阪市内の会社に勤務していたので、この日は東京方面に出張だったのでしょう。

男性は妻と2人暮らし。

子供はいなかったようですが、近所の人は

“いつもうちの娘にもやさしく微笑む感じだった”

と話しており、子供が好きだったのでしょう。

6月10日、男性の遺族は弁護士を通じて、

“突然、家族を奪われたこの悲しみは、言葉では言い尽くせません。今は、そっとしておいてもらいたいです”

とするコメントを公表しました。

◆まとめ

SNSでは、危険を顧みず犯人に立ち向かった男性を称賛する声が相次いでいます。

称賛されても遺族には何の慰めにもなりませんが、男性の気高い行動が無ければ、被害が拡大していたことは間違いありません。

女性を守る行動、大変お疲れ様でした。

天国でごゆっくりとお休みください。

◇編集後記

安全神話が崩れつつある日本ですが、私たちはどのように身を守れば良いのでしょうか?

そう考えていたら、こんな商品を見つけました。

防刃シャツ ブレードランナー BR-ケブラーロングTシャツ ホワイト

「防刃シャツ」なんて誰が買うんだろう?と思っていましたが、そろそろ真剣に考えた方が良いのかもしれません。

《こちらの記事も読まれています》

新幹線殺傷事件 犯人の『家族』~実家の父と母、同居の叔父と祖母

コメント

タイトルとURLをコピーしました