2018年6月26日、富山県で世間を震撼させる事件が発生しました。
今回は、事件の犯人とその家族をご紹介していきます。
◆富山・交番襲撃事件
この事件は、6月26日火曜日午後2時ごろ、富山市久方町にある奥田交番で発生。
裏口付近から侵入して来た男が、突然、警察官を刃物で刺して拳銃を奪いました。
犯人は、交番から近くの奥田小学校に向かい、奪った拳銃で、正門付近にいた警備員に向けて発砲。
この事件で、交番の所長で46歳の警部補と、小学校の工事の車両誘導に当たっていた68歳の警備員が死亡しました。
◆犯人は21歳元自衛隊員
犯人は、現場に駆けつけた別の警察官に刃物で向かってきたため、警察官が発砲。
犯人の男は腹を撃たれ、意識不明の重傷ということです。
この事件の犯人は、21歳の元自衛隊員です。
3年前の平成27年3月に入隊したあと、金沢市にある陸上自衛隊金沢駐屯地の部隊に配属され、小銃を使った訓練などを受けていました。
2年間勤務し、2017年3月に自衛隊を辞めたということです。
また犯人の男は3年前、自衛隊に入る際、地元の富山県立山町の広報誌で紹介されていました。
立山町の広報誌「広報たてやま」の平成27年4月号には、自衛隊の入隊予定者の1人として、犯人の男が町長などから激励を受けたことが紹介されています。
この中で、町長は
“人を助ける誇りある仕事にまい進してほしい”
とエールを送っていました。
◆犯人の家族…結婚してる?
逮捕された犯人の自宅は、富山県立山町内の田園地帯にあります。
近隣住民によると、犯人の家族は20年ほど前に引っ越して来たといい、犯人の男は地元の小中学校へ進学。
近所の女性が犬の散歩途中に出会うと、
“こんにちは”
とあいさつする、礼儀正しい少年でした。
高校には進学しなかったようで、陸上自衛隊に入隊するため、実家を離れました。
自衛隊を退職後は、再び実家に戻って両親と暮らしていました。
犯人の男は実家に住んでいること、また、21歳という年齢的にも、結婚はしていないと思われます。
◆実家の家族構成…父と母と姉
元自衛官の男は現在、父親と母親と生活していました。
昔から両親とは折り合いが悪く、
さらに、犯人の男には「姉」がいます。
家族構成が「新幹線殺傷事件」の犯人と同じですね。
新幹線事件の犯人は22歳だったので、年齢も近いです。
ちなみに「新潟女児殺害事件」の犯人も23歳でした。
◆まとめ
今回の事件では、犯人の男の身勝手な行動により、命を落とした2人の男性がいます。
それぞれの犠牲者には、それぞれの温かい『家族』の姿があったことでしょう。
犠牲となられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
◇編集後記
安全神話が崩れつつある日本ですが、私たちはどのように身を守れば良いのでしょうか?
そう考えていたら、こんな商品を見つけました。
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忍者が着ていた「鎖かたびら」みたいなヤツですね。
まさか自分が着用する日が来ることになろうとは…
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