2018年7月18日、妻を殺害して実家に埋めた銀行員の男が逮捕されました。
東京の経済を支えるエリート銀行員に何があったのでしょうか?
◆妻を殺害した銀行員の男
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、36歳の銀行員の男です。
銀行は『きらぼし銀行』のようですね。
きらぼし銀行とは、八千代銀行・東京都民銀行・新銀行東京の3行合併により誕生した地方銀行です。
きらぼし銀行のHPでは、
“東京の経済を支える仕事は大変やりがいがあります”
と語っていた犯人の男。
後輩の面倒見がよく、人当たりもよかったといいます。
◆銀行の同僚だった妻
犠牲となったのは、30歳の妻でした。
妻も同じ銀行に勤めていたということなので、職場恋愛で結婚されたのでしょう。
結婚後は銀行を辞め、東京大学の研究所で働いていました。
2016年に妊娠したため、仕事を辞め、子育てに専念していましたが、子育てに悩む姿も見られるようになります。
妻のFacebookには、
“今日娘を連れてお出掛けしましたが、泣くわ暴れるわ。泣きながら帰ってきました。2月17日。保育園必死で探してる隣で旦那はお酒飲んで気持ちよく寝ててまたイライラ!”
という投稿がありました。
それからおよそ2週間後、妻は突然姿を消します。
銀行員の夫は
“3月4日の日に車内で口論となって、我孫子市内で妻が車を降りて戻ってこなくなった”
と供述していましたが、実際はその首に手をかけていたのでした。
◆子供は現在…?
2人の子供は、現在1歳くらいでしょうか。
現在は、犠牲となった妻の実家に預けられています。
実家の父親(子供の祖父)は、
“2月24日に『ちょっと孫を預かってほしい』と連れて来たんです。2月28日に1回引き取って、その日か次の日だったか『やっぱりちょっと預かってほしい』と。そこからずっと預かっている”
と話しています。
◆共犯の母親
もう一人、この事件には共犯者がいます。
63歳になる銀行員の男の母親です。
男は妻を殺害した後、自宅からおよそ12キロ離れた取手市内の実家に遺体を埋めます。
そして、実の母親にその手伝いを頼んでいたのです。
母親はなぜ息子の犯行に手を貸したのでしょうか?
犯人の弟の同級生は、
“子どものことにまで口出してくると聞いたことがあった。マザコンじゃないですけど、過保護なところがあるので”
と証言しています。
結婚して銀行に勤めていても、実家の母親から独立できていなかったのですね。
◆実家の父親は会社経営
共犯者の母親の肩書は「会社役員」となっています。
銀行員の男の実家は、株式会社プリズムという会社を経営しているのですね。
実父が代表者を務めるこの会社の事業内容は、
“イタリアンレストランの経営、ピザショップの共同経営、動物園協会内売店のプランニング、日本及び中国での食材開発、韓国でのレストランチェーンの経営を経て、2009年より、遠赤外線オーブンの開発を始めました”
とされています。
◆まとめ
犠牲となった妻の父親は、
“悔しさがほぼ全部ですね。(容疑者には)我慢してほしかったというのはありますね”
と話しています。
せめて残された子供さんは、しっかりと育ってほしいと願います。
犠牲となられた奥様のご冥福をお祈り申し上げます。
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